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官能リレー小説 - SM

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プレゼント 67

帰りの車の中、正人と雫の心境は、全く逆だった。正人は、【悔やみや自分は情けない】等と。雫は、【2人が無事だったことと居場所がわかった】という嬉しさがあった。正人はそんな表情でいた。そんな正人を見て、素直に顔に出せない雫が聞いた。
雫「本当に、いいんですか?」正「ああ。俺に、2人を引き取る資格はないよ。」雫「ッ!!資格って…。2人の気持ちはどうなるんですか?!2人とも、帰りたいって言ってるんですよ!!」つかみかからんばかりの口調で雫は言う。
その頃、裕也の家では…。暁奈・純奈「「あの…、裕也さんお話が」」裕也「なんだい?」暁奈「私達を、ここまで面倒みていただいたことは…、感謝してます。」純奈「でも、やっぱり…私達、正人さんのところに…居たいです。」2人は、涙しながら言った。
裕「無論、君たちの意志は尊重するが。君たちには一億もの負債があるのを忘れて欲しくない。
私の財力なら探偵事務所の一つや二つを潰せることも…」
二人は迷った。
体質は改善されたと言っても完全には治っていない。定期的な投薬が必要なのである。
自分達が抱える一億円の借金と定期的に必要な投薬の治療費。これらを正人に背負わせて良いのか?
裕「まぁ、君たち二人が私に借金をしている証拠はないし、私も鬼ではない。
ここは一つ取引をしないか?」
裕也が持ち出した取引。それは二人の借金や恒久的な治療費を負担する代わりに週に一度、自分の専属奴隷として屋敷に来ることであった。

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