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官能リレー小説 - SM

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プレゼント 46

そんな組織でもめったに使われない強力な薬……しかも組織ですら中和剤の無い薬を投与され、茜は完全にセックスと正人の虜になってしまった。
他の3人と共に正人を求めて離れなくなり……最早、組織の捜査どころでは無かった。
とは言えそんな事は茜自身は探偵になった時に覚悟しており、寧ろ俺に惚れた事に安心さえしていた。
それに茜の手元に組織のデータを残したままなのだから…


翌朝、茜の家には満足気な暁奈と胡桃にみさきそれに茜が寝ていて、対する俺はまるで生きる屍の様な状態だった。
俺は“今日、明日と休みを取って良かった…”と思っていると茜が目覚めて俺に話しかけてきた。
「まさと〜ぉ…だいじょうぶ〜ぅ…」
「ああ…だが今日一日はセックスはしたくない…」
俺が弱音を吐くと茜は呆れて「まっ…しょうがないかな〜ぁ…」と答えた。
「ふふふ…でもこれからよろしくお願いいたします…ご・しゅ・じ・ん・さ・ま!」
俺は茜の妖艶な仕草に頭が痛くなると共に愚息はたちまちそそり立ち茜はそれを見てうっとりし勝手にセックスを始めたのだった。


その後、俺と茜は今後の事を話し合いをした。
茜は身体の疼きに襲われながらも、そこは探偵のプロ意識からなのか気丈に振る舞っていた。
そして結論は俺達は組織の行動が分からず“成るようになれ”しかなかった。
更に茜は独立して浮気専門の探偵事務所を立ち上げ暁奈達三人を探偵に育てる事にしたのだった。
勿論、独立は四人が何時でも俺とセックスする為であるのは言うまでもない。
俺も異論はなかったが俺の体力の事を考えると頭が痛かった。
そして残ったデータは組織では無く組織にタカっていた政財官のお偉いさんを脅す為に使う事にした。
残ったデータは政財官を脅すには十分である。
勿論だがこれは俺達の安心した生活を送る為にだ。


その頃、組織の方も混乱していた。
一度緩んだ結束は元に戻らず、逆に個々が勝手に行動を始めて組織は無秩序状態に陥っていた。
男は内部対応に集中せざろうえず、注文にも支障が出始めていた。
「仕方ない。サプライズを行うか。」
ボスはそう言う。
これは今回の裏切りによる内部崩壊を食い止めるものだ。
それは組織の本部を移転することであった。
もちろん誘拐してきた少女達を連れて…
その時、やはり裏切った部下により、何人か連れていけなかった。
ただ移転先は彼らには一切告示しなかった。
移転前に男はこんなメールを送っていた。
「注文が滞り大変申し訳ありません。納品日は遅れますが、その分立派なものを送ります。」っと。

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