PiPi's World 投稿小説

プレゼント
官能リレー小説 - SM

の最初へ
 187
 189
の最後へ

プレゼント 189

家に帰る途中、正人は龍一達と合流して家に帰る。
以下の会話は、その車中のモノである。
「う〜ん、また何故だろうな?」
「オヤジ、どうやら組織は完全に二分してるみたいだ!」
「…と言うと?」
「お父さん、ウチと手を組みたい幹部と、組みたくない部下に分かれているみたいよ。」
「ふ〜ん、ということは彼らの言い分は正しいみたいね。」
「でも油断してはいけないな。何かあるかもしれない。」
「逆にこれを期に潰すのはどうかしら?」
「それも有りだろう。帰ったら作戦を練ろう!」
そして一行は家に帰る。
帰ったと言って自宅では無く、向かう先は1Fの事務所。
彼らはかなり有能な探偵である為、数多くの依頼が舞い込む。
まあ、そのおかげで彼らは大家族を養える訳だが。
「1…2…3…今日も結構あるわね。」
「なかなか専念出来ないな、これでは。」
「正明あたりが手伝ってくれりゃいいんだけどな。可愛い彼女(注:刹那のこと)と共にバリバリやってくれそうだし。」
「まぁいいだろう。居ない人を頭数に入れて計算したらいかん。龍と聖子は組織の調査を引き続き頼む。この依頼3件は全部東京近郊だから俺が回る。茜はもう6ヶ月だし無理はさせられない。」
「じゃあオヤジ、それで行こう!」
「とりあえず今日は休みましょう!」
翌日、正人は雫に純菜を連れて依頼人との待ち合わせ場所である吉祥寺へ、龍一は聖子と共に県警察本部へ情報交換へ、茜はキリエや暁奈や胡桃達と共に産婦人科へ向かった。
ただ、組織の反正人勢力も動き始めているのだが。
反正人勢力は、まず組織の幹部と話し合う。
「何故敵と組もうと言い出したのですか?」
「いいか、我々に昔ほどの力は無い。賛同する人は増えたが。力が無い以上この組織はバラバラになる。そこで話し合って決めた苦渋の判断さ。まあ相手側が納得するして我々と手を組むとは思えんが。お前達みたいな反対派が出るのも重々承知している。しかし、これだけはわかって欲しい!」
ボスは彼らの前で土下座する。
一方彼らの答えは…
「確かにその方針はわかりました。しかし、万が一彼らと手を組むなら僕たちは何人かの女の子を引き連れて新組織を立ち上げます。何があろうと僕たちは敵と組むのは反対ですから。」
「わかった。」
「では失礼します。」
実際、ボスや幹部達も正人達がこれを飲むとは思って無い。
彼らと対決するなら、どちらかが完全敗北するまでやると考えている。
故に、正人達との決戦が行われることとなる。

SNSでこの小説を紹介

SMの他のリレー小説

こちらから小説を探す