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官能リレー小説 - SM

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プレゼント 188

「簡単に説明しましょう。あなた達と繋がりのある城野家ですが、実は我々に投資してます。」
「え、でもみさきちゃんは…」
「彼女ですか?実は彼女は城野龍雄様が娘の教育の一貫として組織に預けました。まぁ預け方は我々が拉致した感じですが。」
「…」
「それでですね、その城野家から情報を頂いた我々の特殊部隊が正人さん、あなたの精液を奪い去りました。そしてその精液をベースに我々の母親を孕ませました。それで我々も正人さんの子供だと言いました。」
「なるほどね。では組織の存在意義って何かしら?」
「我々の目的は昔から変わってはいませんよ。拉致してきた少女を調教して官僚に売る。シンプルでしょう?」
「じゃあ私も雫も売られるはずだったの?」
「ええ、その通りです。実際純菜さんにはオーダーがありました。しかし、当時の我々がごたごたしてたから結局別の女の子を送りましたが。」
「…」
「まああなた達は幸運な方ですね。贈り先で犬の様に扱われてる少女も少なくは無いですから。」
「…」
「さ、そろそろ食事に移りましょう。まだ話したいことはありますが、料理が冷めてしまっては何もなりませんから。」
…という訳で食事に入る一行。
「毒は無い?」
「我々も同じ物を食べる訳ですから毒があるなら我々も毒を浴びます。」
そして、食事が一段落する。
「では、会議を再開します。何か聞きたいことはありますか?」
「では、現在の組織の状況を聞きたい。」
「今の状況ですか?昔に比べれば我々の活動に賛同する人は増えています。その分、彼らに必要は少女の数は多くなります。しかし、今までのツケかなかなか誘拐では数を増やせません。だからああいう方法を取りました。更に言えば、それ故に組織が大きくなり分裂の危機に瀕しています。」
「…で、俺達に望むことは何だ?」
「簡単ですよ。あなた達は我々の秘密を知っていますが、我々もあなた達の秘密を知っています。その秘密を公にすると、お互い不利益を被ります。だから我々と手を組もうという訳です。別に調教しろとは言いません。秘密を共有してくれるだけで構いませんから。」
「今言われてもYesともNoとも言えない。また考えておくことにする。」
「そうですか、なら今日はこのあたりでお開きにします。次の開催までには返事を下さいね。」
これで、会談が終わる。

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