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プレゼント
官能リレー小説 - SM

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プレゼント 190

数日後、組織には正人達からの返事が郵送されて来た。
正人達の答えはやはりNoであった。
それを受けて、組織では緊急ミーティングが開かれた。
「予想通りだな。」
「ああ、間違い無い。」
「では、これからどうする?」
「まずは守りを固めよう。彼らが攻め込んで来る可能性はあるからな。」
「では監禁している少女達は?」
「保護が最優先だ。いいか、絶対殺すな。我々が負けても彼女達は殺すな。負けたら自害しろ!そして相手に情報を与えるな!」

会議は終わり組織は佐藤家が攻め入るのを待つかたちになる。

「ボスは生温くなってしまったな、今のままではこちらが潰れるのは明白だ。佐藤正人は危険だ、初代が認めその遺伝子今のボスに与えるほどの男、受け身では絶対に勝てない。」
強行派はやはり不満が残る。
「あちらも城野から我々の薬でようやく性欲を抑えている娘が多数いるって情報はしっているか?」
「それは使えるな、城野はすでに金づるでしかない、利用させてもらうしかないな」
強行派の黒峰真司はニヤつく。
「あちらは優秀な人材が多いいざという時のために人数を減らしておくにこしたことはない」
城野家へ送られる薬はいつもと同じようでありながらもその効果は真逆の物にすり替えられる。

強行派は薬を送った。
しかし、正人達はもう組織に来ており、組織への攻撃を始めていた。
「な…」
絶句する真司。
目の前には正人が現れた。
「潰すなら早めに行動仕掛けないとな。もう外には警察やマスコミが沢山来ている。堪忍しな。」
「なら…貴様も地獄に送ってやる!」
逆上した真司は正人に向かい散弾銃を放つ。
しかし、正人は消えていた。
「何処行った…?」
「こ・こ・だ・よ!」
正人の声のする方へ再び散弾銃を放つが正人の声は消えない。
「くそう!どこ行った?」
「こ・こ・さ!」
正人は真司を背後から蹴飛ばす。
「あの世で反省しな!」
この正人達の突撃で組織は壊滅し、城野家以外に組織に関わっていた官僚・議員は失脚して行った…。
ちなみに組織にいた少女達は全員解放された。
親元に戻った娘もいるが、組織から金を奪い何人かで共同生活を始めた娘もいる。
また、何人かは正人達や城野家の所に行っている。

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