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プレゼント
官能リレー小説 - SM

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プレゼント 183

そして、部室の香純。
香純は縄を解こうと懸命に身をよじる。
しかし、縄はギチッギチッと音を立てるが、緩む気配は全く無い。
それでも身をよじる香純。
結果は相変わらずだが。
…約1時間後…
結局自らを緊縛する麻縄とロープに180cmを越える巨体と爆乳を預けている香純がいた。
床にはよだれ、涙、縮れ毛が落ち、更に火の点いてない蝋燭、木版画、石膏で出来た人物の頭を模したものが転がっていた。
そして、香純はこんな時に激しく尿意に襲われる。
春先とはいえ外も暗くなってくれば室内でも全裸では肌寒い、尿意はすぐに限界をむかえる。

『ジョロロ〜』

香純の尿が床に流れまわりの物を汚していく。

「うぅっ」
あまりの情けなさに香純の瞳から涙がこぼれる。
結局縛られ吊されたままでは連絡の取りようもなければ、見回りの守衛さんに痴態をさらす訳にもいかず、吊されたままで香純は長い夜をすごす。

翌朝、香純が帰らなかった事に危険を感じたのは香純が真也に弄ばれているのを知っている聖良だけで正明や愛可は彼氏と上手く行ってるみたいね。としか思ってなかった。

「嫌な予感がしたのよね、真也の事、もっと調べておくべきだったわ」
聖良は香純との約束があるので二人には相談せずに一人朝早く真也の家へと向かうのであった。
『ピンポーン』
聖良は友人に聞いた真也の家の前にいる。
「どなたですかぁ〜?」
扉が開くと出てきたのは妹の桃花だった。
「朝早くごめんなさいね。真也君いるかしら?」
「お兄ちゃんなら今シャワーを浴びてます、時間がかかると思うから中にあがってください」

真也がただの変態的な趣味の持ち主程度にしか認識していなかった聖良はこの後起こる事など考えもせずに黒峰家の敷居を跨いでしまうのであった…

「お茶でもどうぞ」
「ありがとう」
クラスメイトの小百合に出されたお茶を飲むと聖良の意識はなくなってしまう。
聖良は気付いた時、十字架に全裸で張り付けられていた。
もちろんギャグも嵌められた状態で…。
ガチャ
扉が開き、真也が入って来る。
「ははは…自ら罠に飛び込んで来るとはなぁ。まあ新しい奴隷が増える分は全く問題無いんだけどね。」
そして真也は聖良に近付く。
聖良は激しく抵抗するが、鎖の音がガチャガチャ言うだけだった。

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