PiPi's World 投稿小説

プレゼント
官能リレー小説 - SM

の最初へ
 176
 178
の最後へ

プレゼント 178

一通り泣いた香純は、用を足してから家に帰ることにした。
香純が部屋を開けると…
「おかえり、かすみちゃん。」
「うん、ただいま…」
「あれ?かすみ暗くない?」
「気のせいだよ。それより風呂入らせて貰うから。」
「ああ、ご自由にどうぞ。」
―香純が風呂に入っている間―
「ねぇ聖良」
「なぁに?」
「かすみ何かおかしくなかった?」
「そうね。何があったのかしら?あんなにいい雰囲気だったのに。」
脱衣場で服を脱ぐと否応にも恥丘の刻印と全身の縄の後が再び香純の心を傷つける。
「はぁ、あたしどうなるんだろう…」
もともと長風呂はしない香純ではあるが汚された自分の身体を見るのが辛くいつもより早く風呂をあがる。
「あたし寝るね、おやすみ」
香純はそのまま自室へ行きベットの中に入る。
『あん、あん、イク〜』
隣の部屋から正明と聖良の声が聞こえてくる。
毎度の事であるが今日の香純はいつもと違う、二人の声が香純を興奮させる。

この日生まれて初めて香純は自分の意志でオナニーをしてしまう。
「あっ…どうしよう…明日朝練あるのに…。でも気持ちいい…。何も考えられないよぉ〜。」
普段はオナニーとかしない香純だが、今夜は指の動きがかなり早い。
「あっ、イっちゃうよぉ〜!」
一回香純は絶頂に達したが、それでも指は止まらなかった。
ようやく止まった時は深夜3時、5回は絶頂に達していた。
そして、そのまま寝てしまう。
そして月曜日…
香純は生理を言い訳に部活から学校まで全て休んでずっと部屋にいた。
香純は休みの言い訳に生理と使ったが、実際はそんな訳は無く、一人ベッドに俯せになっていた。
「はぁ…やっぱりあたしバカで騙され過ぎだなぁ。あぁ、刹那や聖良がうらやましい…。」
その時、香純の腹が鳴った。
「今何時…もう13時なのね。誰もいないけどご飯作らなきゃ。」
香純はバレーこそ上手いが、家事全般はダメダメである。
実際カレーすらまともに作れない。
当然そんな彼女が選択したのは冷凍ピラフをチンすることであった。
一方、学校では・・・
「キャ〜真也様ぁ〜」
「わたしと結婚してぇ〜」
…と香純を落とした張本人は相変わらずであった。
この二人も…
「ハイ、マサ君あ〜ん。」
「パクッ。もぐもぐ…この卵焼き美味しいや。ありがとう、せつな。」
「でしょ?今日も張り切って作ったんだからね!」 
…とこちらも相変わらずだった。

SNSでこの小説を紹介

SMの他のリレー小説

こちらから小説を探す