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プレゼント
官能リレー小説 - SM

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プレゼント 171

しかし、今まで正人に処女を捧げたりしてきたりしてきた娘たちは納得する訳もない。
「私たちはお父さんたちのおもちゃじゃない」
「キリが可哀想だよ、なんでそう育ててきたのに、キリが罰を受けなければならないの?」
今回の一方的な取り決めは親子の間に深い溝を作る事になる。
茜以外の娘たちは皆、私生児扱いで学生時代にはつらい思いをしてきている娘も多数いる。
異母とはいえ兄弟姉妹の仲は強い。
成人している娘は自分が面倒をみると言いだす者まで出てくるほどだ。
特に腹を立てているのは、暁奈と純菜である。
正人が同じ名前の母達にした事も知っている。
「お父さんやお母さんが無計画に自分勝手に生み続けてきたんでしょ!キリはがんばって合格したんだよ」
「生まれたばかりのキリの面倒をみたのは私たちよ!二人は子作りに夢中だったじゃない。行きすぎたら切り捨てるのはお得意ね!」
二人は両親に怒りをぶつける。

娘二人の抗議に対し、正人は落ち着いた表情で言った。
「お前達の主張には確かに一理ある。確かにキリエは自らの努力で栄冠を勝ち取った。しかし、自らのミスでその栄冠を失った。そういうことだ。ついでに言えば、さっき母さん達と決めた約束を独立したお前達にまでは適用しない。」
「でも…」
「話は最後まで聞きなさい。確かに俺が悪いかと聞かれたらみんな悪いと言うだろう。だがお前達が悪くないと言う奴はいないんじゃないか?」
「お父さん、意味がわからない。」
「まあ、簡単に言えば…だ。キリエが輪姦されてから妊娠するまでの1ヶ月、誰かキリエの変化に気付いた奴はいたか?いないだろう。本当はあいつ、誰かに構って欲しかったんじゃないのか?だからこういう風なことをした。俺はそう思う。まああいつも組織にやられた被害者だけどな。ついでに言えば、誰が妊娠しようが堕胎させる気は無い。堕胎してたら2/3はここにいないさ。例えお前達がレイプされて妊娠しようが堕胎しろとは言わん。逆に産めと言う。」

「…」
「どんな形であれ、妊娠したことで母性が生まれると俺は思う。俺はその力を伸ばしてやりたい。それが俺の考える貞操教育さ。ただし、バカみたいに産めとは言わん。うちの家族みたいにな。キリエに対しても今回は産んでもらう。子供産んだことであいつは更なる成長を遂げるかもしれないからな。あいつはまだ小学生さ。中学生で高校受験時に妊娠したなら1年入学を遅らせるとかが可能だが中学は義務教育さ。」

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