PiPi's World 投稿小説

プレゼント
官能リレー小説 - SM

の最初へ
 134
 136
の最後へ

プレゼント 136

涙を流し必死に懇願しながら正明の命令で剃毛してあり組織の調教でピアスだらけの秘部をまさぐり続ける刹那。
しかし、刹那の表情からは感じている様子は一切無い。
『正明に忠誠を誓い全てを捧げる』
正明を楽しませるキリエに嫉妬を感じ。
奴隷としての誇りを捨ててまで正明に意見をしている自分が悔しくて仕方なかったのだ。

ついに刹那はラビアに付いたピアスを引きちぎる。

「アタシを捨てないで下さい」刹那は涙を流し続け何度も繰り返して言い続けた。
そこで正明は返信する。
「せつなのこと捨てた訳じゃないよ。まだこれからじゃないか。ところでこの特急に乗ってるの?乗って無いなら次の特急で来てよ。」
と送信する。
送信した時、特急は肥前鹿島を発車し、これから諫早まで40分停車しないという頃であった。

刹那はメールを送った後、車両の継ぎ目で返事を待っていた。

正明の返事にまた涙を流し、気持ちを落ち着かせてから正明の席へ戻る。
空いていた隣の席に座ると。
「ごめんな、せつなにつらい思いさせちゃって。」
そう言うと正明は刹那の頬にキスをして自分の肩に刹那の頭を手で寄せさせる。
刹那は頬から全身に伝わる正明の優しさに頬を赤く染めひとときの幸せに包まれていた。
「聖良や香純はほとんど兄弟みたいなもんだしね。もしよければ僕の彼女になってくれないかい?」
刹那は涙を流しながら
「アタシで…いいんですかご主人様?」
「ご主人様って言う言い方やめない?僕は誰であろうと女の子をモノみたいに扱いたくないしね。だからせめてマサ君って呼ばない?」
「ありがとう…マサ君…」
刹那は正明の胸で泣いた。
そして特急は長崎駅に到着する。
特急から出てくる人の中にまるでカップルのようにぴったり寄り添う二人の姿があったのは別の話である。
長崎駅では、改札を出た所に龍馬君らしき人物が待っていた。
「お久しぶりですね。暁奈さんにその御一行さん。家まで案内しますよ。」
そして一行は龍馬君の誘われるまま駐車場に向かい、車に乗り城野家に向かう。
車で15分位して城野家に到着する。
城野家は坂の上に位置する大豪邸である。
城野家では正明の兄龍一夫妻が待っていた。
揃った所で龍馬はみんなに説明する。
「右側にある白い建物がみなさんの生活場所になります。全て御自由にお使い下さい。観光したいなら僕に言って下さい。案内させますので。」

SNSでこの小説を紹介

SMの他のリレー小説

こちらから小説を探す