歪んだ嫉妬、逃れられない快感 3
「…?!ちょっと!!何すんのよ!!」
さすがの由衣もびっくりし、声を上げる。
一方伶奈は
「あ、やっとしゃべった。」
そう何事もなかったような声を出す。
「何言ってんのよ!返してよ!私のブラジャー!!」
由衣はそう声を荒立てて言うも、伶奈達はにやにやと笑い続けている。
「へぇ〜さすがだねぇ〜由衣ちゃんわぁぁ〜ニヤニヤ」
伶奈はそう笑いながら言い、くいっと取り巻きに合図をすると、その中の一人が由衣の両手を後ろから上に持ち上げた。
「?!ちょっと何してんのよ!離してよ!!」
由衣がそう離れようと体をジタバタさせるも、その女の馬鹿力のせいで、その豊満な胸が露になったままである。
「別にいいじゃん?減るもんぢゃないし。Dカップって前言ってたみたいだけど、これFぐらいあるんぢゃねぇ〜のぉ〜?これ。あんた後ろから揉んでみてよ。」
そぅニヤニヤしながらまた別の取り巻きに合図を送る。
「ちょっ、何言ってんのよあんた!?やめさせて…ぁ、あん!!」
後ろから思いっきし豊満な胸をわしづかみされ、思わず声が漏れた由衣。
その声を聞いた伶奈がさらに顔を緩ませ思いっきし罵る。
「なに?あんた胸鷲掴みされただけでそんな声出すの?」
由衣は咄嗟に出してしまった声に思わず顔が赤くなる。
「ち、ちがっ…ゃ、やん!」
ここ最近、イジメのせいでやりきれない毎日だった由衣は、毎晩のように自慰行為にふけり、自分を慰めていたたせいか、自分でも驚くほど体が敏感になってしまっていたことに始めで気付いてしまった。
「そういや高校入ってからぅちらのせいで男に入れてもらえなくなっちゃんだょなぁ〜?毎晩自分で慰めてたのか?淫乱な女だなぁ〜。」
「ち、ちがっ!!」
図星をつかれ思わず否定してしまう。
「あんた、一分ぐらい由衣の胸こしょぐるように優しく揉んでみてよ。」
伶奈がそう由衣の胸に手をおいている女にそう言う。
すると女は、
「了解☆」
そぅくすっと笑い再び由衣の胸をこしょぐるように優しく揉みはじめる。
「や、やだ、だめ!!あん!!ゃん!!ん〜〜!!!」
由衣が何とも甘い声で喘ぎだす。
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由衣にとって長かった一分が、やっと終わりをつげる。
「はぁ、はぁ、はぁ、」
由衣は必死に呼吸を整えながら平然を装う。
だが平然を装っていたが、自分でも感じていたのが分かっていた。優しい責めのせいで、体は十分に快感に身をよだめることができず、新たな快感を求めてさまよい続けていた。ふれてはいないが大事な秘部が濡れているのを感じていた。
「嫌がってたくせに、あれくらいの責めで随分派手に鳴くなぁ〜?」
そう伶奈が由衣に問い掛ける。
「そ、それが何よ!!早くブラジャー返してょ!!授業始まっちゃうぢゃない!!?や、ぁ〜ん!!」