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歪んだ嫉妬、逃れられない快感
官能リレー小説 - SM

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歪んだ嫉妬、逃れられない快感 1

「朝か…」
由衣ゎ布団に入ったまま明るくなった部屋を見てつぶやく。
『チャンタャラチャン♪』
突如携帯のメールの着信音がなる。由衣は枕元にある携帯に手を伸ばし、受信ボックスを開けメールを見る
差出人:前川 伶奈
題名:無題
本文:学校さぼったらぶっ殺すからな(*´∀`*)


伶奈だ…由衣の表情はたちまち暗くなり、無表情になる。
伶奈は毎朝こうやって由衣にメールを送る。だケドそれは冗談混じりの友達同士のメールではない。
「学校、行きたくない…」由衣は心の中でそうつぶやく。
そう、由衣はいじめにあっていた。新しく高校生になって、夢見た高校生活はこの伶奈のせいですべて壊された。


松本由衣
この悲劇の少女の名前だ。由衣は今年16になり、念願の高校生なった。由衣は身長が165aぁり、どちらかといえば細いの分類に入る。だが胸はDカップとその細さに似合わない巨乳である。
顔は伊藤美咲のような綺麗な顔つきである。
性格は明るく、裏表のない性格なので、男子はもちろんのこと、女子にも人気があり、決していじめらる少女ではなかった。


きっかけは、彼女、前川伶奈だった。


伶奈はクラスでも一目瞭然のボス的存在で、彼女に睨まれた者は、みな陰湿な未来がまっていた。
中学校の頃は、伶奈にさんざんいじめられた女子生徒が自殺未遂までして、大変な騒ぎになったらしい。
だがそれでも伶奈が問題にならなかったのは、それなりの対応策があった。

第一に、彼女はクラス全員を味方(ただしくは脅しや賄賂)につけ、自分はまったく関係がないと言い張った。
次に、あんなにあからさまにイジメをしていたにも関わらず、まったく物的な証拠を残していなかった。非常に頭の回転が速く、自分への防衛策、それに相手が嫌がることを即座に見いだせていた。

そして最後に親の力だった。伶奈の父は大手新聞社の最上階にいる人間、
つまり社長だ。
大手新聞社のトップにいる人間なんて、伶奈が学校への不満を言えば、たちまち明日の朝刊の見出しになることは学校としても明らかだったし、危険を犯してまで伶奈を追い詰めるなんてできるわけもなく、結局自殺未遂事件は、ただの親子のすれ違い、という的外れの展開になり、早急に幕を閉じた。



そして今由衣がいじめられている原因。
―ささいもないことだった。

最初はクラスでも性格がよく、可愛く、男女問わず人気があった由衣に対し、伶奈は自分達のグループに入れようと、優しく接してくれた。

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