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悪の女怪人
官能リレー小説 - SM

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悪の女怪人 4

(うわわ…もしかして痴女?)

学生には秘密の性癖があった。今日公衆便所に寄ったのもある戦利品の確認のためだった

「ん?服に何か隠してるわね。見せてみなさい」

「え、待って止め…!」

学生の焦りを怪しんだリリムが服を捲り上げた瞬間、中にあったのはハードSM系雑誌の数々だった

「何々?『女王様と犬』『拷問大全集』『S女百選』?こんなに買い込んで、坊やはこういうのが好みなのね」

リリムの瞳に嗜虐的な雰囲気が宿る

(新しい怪人の素体にも良さそうだわ……その前に)

「エッチなド変態坊やはお仕置きが必要ね。付いて来なさい。ほら!」

リリムは学生の腕を掴んで予め呼び寄せていた教団の車へ押し込んだ。

「この子をクラブ・サディズムに連れて行って皆で歓迎してあげなさい。私はもう少し獲物を調達して行くわ」

「畏まりました。リリム様もお気をつけて」

運転手の女戦闘員に学生を預けると車は発進していった。教団傘下の店へ向かって――
一方その頃、公衆トイレに素っ裸で放置されていた闇博士ギルドは新たな危機に襲われていた。
アースレンジャー達に見つかったのだ。だが、闇博士は未だに気を失ったままで状況が最悪なことに気づいていない。
アースレンジャー達は裸の闇博士を担ぐと、そのまま巨大ロボアースガーダーに収容してしまった。
そこからは早かった。闇博士ギルドが気絶している間に彼の通信機を使い偽りの指示が出された。
「戦闘員製造システムを直接アースレンジャーの基地に連結させること」
戦闘員は何かしらの装備類を装着してから配備される。
製造システムを直接接続するということは彼等は全裸で武器も持っていない状態でアースレンジャー基地に送り込まれるということになる。
そもそも基地というのは偽りなのだが。
こうして戦闘員生産システムとアースレンジャーの謎の施設が完全に連結をする。

ギルドは処刑しかない程の大失態を犯していた。
だが、処刑は行われることはなかった。それからすぐに組織が壊滅することになったからだ。

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