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半沢 花
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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半沢 花 1

「んんっ……ここは…?」
混濁した意識から、徐々に覚醒した1人の美女。綺麗なウェーブが掛かった髪に、30代半ばには見えない、あどけない容貌。
覚えている記憶は、夕刻前にスーパーで買い物を終え、マンションの駐輪場で、自転車を置いた直後に、後ろから何かで口を塞がれ、意識を失った。

「初めまして、奥さん」
キングサイズのダブルベッドに、四肢を拘束された美女を見下ろし、挨拶する男達。
50過ぎの恰幅のいい体躯の眼鏡を掛けた男と、40代に見えるギラついた目付きの中年男。そして、白髪混じりの50半ばの痩身の男3人が、ベッド脇に立っていた。
「あ、あなた達は……?」
訝しげに男達を見上げる美女、同時に四肢を拘束された自らの状況に気づき、困惑と恐怖に怯え出す。
「旦那さんには、我々一同、随分お世話になりましてねえ」
40代の男が、皮肉めいた口調で呟く。慇懃な物言いだが、表情は憎悪と忌々しさに溢れていた。
「まあまあ、伊佐山君、その事は、もういいじゃないか」
諭すように、50過ぎのオールバック眼鏡が、不気味にほくそ笑む。
「そうですよ、そのお礼を今夜たっぷり、奥さんにさせてもらう訳ですから♪」
やや斜視気味の白髪混じりの男が、好色な冷笑を浮かべ、美女に目を向ける。
「ど、どういう事?あなた達、誰なんですか?主人と一体、どんな関係が?!」

理不尽な拘束を受けながら、愛する夫に不利益な事態が生じる可能性に、気丈な面持ちで疑問をぶつける美女。
「フフフ、さすがは半沢君の嫁さんだ、強気な姿勢が旦那譲りだねぇ」
50過ぎのオールバック眼鏡、もと元東京中央銀行副頭取、三笠が、ニヒルに冷笑を浮かべる。
「旦那に似て生意気な嫁だな」


元営業部長の伊佐山が、憎悪に満ちた目で睨み付ける。
「では、私はこれで……」
白髪混じりの男諸田が、そう言い残して別室に向かう。
「そうか、お前は、もう1人の方を♪」
伊佐山が激励するように、諸田の肩に手を置く。
好色な笑みを交わし合い、3人の中年男がスーツのネクタイを緩める。
「今夜は、長い夜になりますよ、半沢花さん♪」
三笠が踵を返し、ソファーに腰掛ける。一礼した伊佐山が、ブランデーを棚から取り出し、三笠のグラスに注いでいった。

「グヘヘ、あのクソ野郎には、もったいねえイイ女じゃねぇか?」
伊佐山がギラついた眼光を、好色に光らせて、花を見下ろす。
ベッドの支柱に繋がれた、鎖状の拘束具に四肢を拡げて、標本の蝶のように、仰向けに張りつけられた花。
30代半ばに見えない童顔の美貌を、恥辱と嫌悪に歪ませ、三笠と伊佐山を気丈に睨み付ける。
「我々の出方は、奥さんの態度次第ですよ」
ブランデーをチビチビ飲みながら、三笠が不遜な笑みを浮かべ囁く。

「そういうことだ♪」
既にスーツを脱ぎ捨て、全裸で逸物をぶらつかせる伊佐山が、一際目を引く花の肢体の一部に目を着けた。

「いいもん持ってんじゃねぇか♪」
白と黄色のストライプシャツの胸元を突き上げる、ボリュームと隆起に、馬乗りになりながら手を伸ばす。
「んんっ!やだっ、さ、触らないで!」
逃れようと身を捩る花を嘲笑うように、ふくよかな膨らみを揉みしだいていく。
「このデカ乳で、あいつをいつも喜ばしてんのか?」
卑猥に挑発する伊佐山に、歯噛みしながら、恥辱に涙ぐむ花。
憂いに満ちた美貌の妖艶さに、嗜虐心を高めた伊佐山が、シャツの裾を捲り上げる。
「キャーッ!イヤアァァッ!」
悲鳴を上げる花に、劣情を昂らせた伊佐山が、ベージュのブラから溢れそうな豊乳に釘付けになる。
「おいおい、とんでもねぇな♪」
やや垂れ気味ながら、Fはありそうな、たわわな量感に、静脈の浮いた雪白の肌が、伊佐山だけでなく、遠目に見ていた三笠の欲情まで刺激した。

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