声のお仕事 2
「ちょっとすっきりしたいですか?」
「え!な、何?麻友ちゃん」
「抜いてあげますね、信二さんにはお世話になったし」
「ちょっと、誤解だよ。べ、別に…ああいう女の人みたいにしなくても…」
「おクチだけでいいですよね?本格的なのは車が揺れちゃいますし、食事の後だし」
麻友は2つの意味で真面目で、本番までは許さないのとバンドでも女を見下していそうなタイプは間違っても選ばない。一人にでも恩を売っておけば、バンドとの良好な関係が持続できると目論む。
彼女は親戚のお兄さんに仕込まれたフェラで奉仕しようと、信ニのズボンと下着を下ろす。
「ま、麻友ちゃん」
「信二さんのココは元気ですね。私もやりがいがあるって言うか」
信二の意図とは異なるように勃ち上がった肉棒を麻友は優しく両手で包み込み、先端に舌を這わせる。
信二は必死に声を我慢しようと歯を食いしばる。
「んん…んっ」
最初は舌で舐めるだけだった麻友の行為が、徐々にエスカレートし、信二の肉棒を咥え込んでいく。
「あぁ…麻友ちゃん…っ」
最初は抵抗しようとした信二も、次第に麻友の高度なテクにその身を任せるつもりになっていた。
麻友は上目遣いで信二のことを観察するのも怠らない。
細かな表情の変化で気持ちいいと思うポイントを探るのだ。
クチュックチュッと卑猥な音が車内に響く。
信二の限界が近づいていた。
「ま、麻友ちゃん、っ、ダメだ、出ちゃうよ!!」
信二が限界の声をあげてもなお麻友は信二のモノを咥えて、信二の気持ちいいと思ったポイントを刺激し続けた。
麻友は信二の顔を見上げ、表情で「出しちゃってください」とサインを送る。
「で、出るっ!!」
その瞬間、ドクドクと熱い迸りが麻友の口の中に押し寄せた。
麻友はニッコリとその熱いモノを受け止めた。
「ふふ、とっても濃いの、たくさんありがとうございました」
麻友は信二にライブ終了後のステージ上と同じような最高の笑みを信二に対して見せた。
信二はその表情をまともに見ようともせず、大きくため息をついた。
十数分ほど休憩して、信二は再び車を動かし自宅マンションへ戻った。
麻友も信二の自宅で一晩を過ごし、翌日そこから学校へ通った。