「親御さんが駄目なら…仕方無い、警察に連絡するしかないか…いいのかい？内申にも傷が付くし、下手すれば退学…その方が、親御さんに迷惑かかるんじゃないのかな？」
「おっ…お願いしますっ！警察にも…両親にも言わないでくださいっ！」
冤罪故に必死に拒む飛鳥。更に追い込む小沢。
「それに…万引きした本が…これだよ？」
わざとらしくテーブルに置かれた本…上半身裸の若手俳優のグラビアと、「愛とセックス」と書かれた表紙のファッション雑誌だ。わざとらしくバンバンと叩き、飛鳥を恫喝し、辱しめる。
「ったく…こんな本万引きしといて…親にも警察にも言うなって…そう言われてもねぇ…」
「おっ…お願いしますっ！何でもしますから…今回の事は…なっ…内密にお願いしますっ！」
円らな瞳をうっすら潤ませ懇願する飛鳥。小沢は溢れそうな笑いを堪え、あくまで冷酷な声で問い返す。
「『何でもします』って…そんな事気軽に言っていいのかい？まぁ…そこまで言うなら…考えてやってもイイかな…」
態度を軟化させた小沢の言葉に、少し表情から堅さが取れる飛鳥。だが、次に発せられた言葉に、すぐに絶望に叩き落される。
「ほっ…本当…ですか？」
「あぁ…イイよ…じゃ、とりあえず…スカート捲って…パンツ見せてよ？」
「えっ…すっ…スカー…トって？なっ……っ……」
絶句する飛鳥。顔を上げると、厳格な顔から一転し、好色な笑みを浮かべた小沢の顔が視界に入る。
「どうした？何でもするって言ったのは…君じゃないか？さぁ…嫌なら…警察に通報するよ？」
自身の言葉を心底後悔する飛鳥。主導権は明らかに小沢が握っている。震える手が、スカートの裾にゆっくりとのびる。
「…私は忙しいんだ…早くやってよ…」
「…く…ぅぅ…こっ…これで…許して…くれますか？」
覚悟を決めた飛鳥。これで終わると願い、裾を摘まみ、ゆっくりとスカートを捲っていく。
「ほら…まだ見えないよ？焦らそうってのかい？そうすればイイって…その本に書いてたの？まったく…真面目そうな顔して…Ｈな娘だなぁ…」
浴びせられる嘲りの言葉に顔を紅に染め、俯き、唇を噛み堪える飛鳥。そして、ようやく飛鳥の恥部が露になる。
「ほぉ…白かぁ…くくっ♪予想通りだぁ…３年Ａ組…内藤…飛鳥ちゃん♪」
「こっ…これで…許して…くれるんですよね？」
言葉を搾り出す飛鳥。羞恥に耐え許しを乞うが、この程度で小沢が許す筈もない。
「まさか…まだまだ…何でもするって言ったろ？次は…下着姿になってよ…ほらっ…早く…」
「そっ、そんなっ…話が違っ…できません…そんな事っ！」
「嫌なら…脱がしてあげようか？」
厭らしく言い放ち、にじり寄る小沢。
「無理矢理されるか…自分で脱ぐか…好きな方を選んでイイよ？へへッ♪」
徐々に化けの皮を剥ぎ始めた小沢に恐怖を感じた飛鳥。自衛の為に選択する。
「じっ…自分で…しますからっ…」
「そう…じゃ…早く脱いでよ…上からでも…下からでも…自信がある方から…ほら…早く…」
学園屈指の美少女に命令を下し、好き放題に操れる優越感に狂喜する気持ちを抑え、あくまで冷徹に、低いトーンの声で迫る小沢。
「…く…ぅ…ぅぅ…」
半泣きでブレザーを脱ぎ、丁寧に畳み、ゆっくりとテーブルに置く飛鳥。一呼吸吐き、震える手でリボンを解き、ブラウスのボタンを下から外し始める。
「フフッ…万引きがバレるのが嫌で…ストリップショーかぁ…ウチの学園も終わってるなぉ…ほら、あと３つ…焦らし上手だなぁ〜飛鳥ちゃんは♪」
ようやっとボタンを外し、ハラリと脱ぎ落とす。キャミソールと下着を残し、柳の様に細い腕、染み１つ無い肩、ちらりと覗く白いブラ紐が露になる。
「ほら…まだ…何枚も残ってるよ…キャミ…脱いじゃってよ…」
「…く…ぅ…ゃぁ…」
「嫌なら警察行きだよ？下手すりゃ退学…イイのかい？」
「……………」
主導権は明らかに小沢が握っている。反駁出来ぬ飛鳥が、色気の無い灰色のキャミソールをおずおずと脱いでいく。
「ほぉ…綺麗な脇だねぇ…ちゃんとお手入れしてんだぁ…」
「ブラは白かぁ…へへッ♪真面目そうな感じがして、イイねぇ…」
「おっぱいはあまり大きくないなぁ…だが、それがイイ…フフッ♪見事なロリ体型だなぁ…」
ネチネチと指摘する小沢に辟易しつつも、逆らえぬ飛鳥が遂に上半身下着姿になる。腕を胸の前で交差させ、露出を最小限に食い止めようとするも、小沢に「きをつけ」を命じられる。
「くくっ♪今度は…下も脱いでよ…あと、スカートだけだぁ…」
「…も……もぅ……無理……です……これ以上……」
「なら…警察行っ…」
「構いません！こんな事してる方が…犯罪じゃないですかっ！わっ、私…もう帰りますっ！」