再建、させてください 3
隼人は由梨花の思いに従うことにした。
由梨花はいきり立つ隼人の男根に手を添え、ゆっくりと扱く。
「隼人の優しいところ、大好き」
「由梨花…」
由梨花は隼人の男根を扱きながら膝立ちになり顔を近づけた。
「キスして」
「ん…」
唇が重なる。なおも手で扱かれ、腰のあたりがビク、と動いてしまう。
クチュッ、という音が由梨花の手を添えた先から聞こえた。
隼人は一瞬身体の力を抜くと、一気に由梨花に押し倒される格好になる。
「こういう形の方が好き」
由梨花はニコッと笑った。
彼女の本心だろう。
隼人の男根は萎えるどころかさらに勢いがついた。
由梨花はそこに顔を近づけ、隼人に微笑みながら根元から先端に向けて舌を這わせた。
「由梨花…」
愛おしそうに、嬉しそうに隼人の男根を撫でまわし舌先をつけ、舐めまわす由梨花。
さっきまで半ばイヤイヤ脂ぎった中年男の男根を咥えさせられていたあの顔はもうない。
隼人としても、ずっとこの由梨花の顔を見ていたい。そう思った。
「ごめんな…」
嬉しそうに男根奉仕を続ける由梨花を隼人は優しく眺めるのだった。