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環奈は鼻ほじ奴隷
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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環奈は鼻ほじ奴隷 2

「え?」私は一瞬困惑した。冗談で言っているのかわからなかった。
「是非直接会って見てみたいと思っていたんだよ。さぁ、やって見せてよ。」今までの社長とは雰囲気が変わっていた。冗談で言っている訳ではないことはわかったのですが、初対面の方に見せられる顔ではないことは私が1番わかっている。撮影の時も恥ずかしいという気持ちを押し殺して披露したのであって、急に言われても気持ちの整理がつかなかった。
「あはは…急にはちょっと…恥ずかしくて…はは…」
「…できないのか?」社長の目が変わった。先ほどまでの感じのいいおじさんではなく、この方が芸能界のドンと言われる理由がわかるほどに圧倒的な威圧感を放っていた。
やらないとまずい。空気感が明らかにそう言っている。私はゆっくりと小指の爪先を鼻の穴に引っ掛け、軽く白目をむいた。
「…なんですか?それは。映画の時はもっと必死にやっていたと思うのだけど…映画の仕事と同じぐらい必死にやったらどうです?今この場はあなたにとって大事な場だと思うよ。」
マネージャーの言葉が脳裏をよぎる。これはチャンスである。この社長に気に入られるかどうかが今後の芸能人生を左右するのだ。
私は覚悟を決め、思い切り鼻の下を醜く伸ばし、少し面積を大きくしてしまっている私の鼻の穴に小指を入れた。撮影の時に言われた通り、第一関節は過ぎるまで指を入れ、奥までえぐるように私は鼻をほじり、白目をむいた。
「そうそう!その顔だ!いい!実にいいよ環奈くん!」
「(よかった。機嫌直してくれたみたい)…あ、ありがとうございます…」私はホッとしながら顔を戻し、鼻の穴から指を抜いた。
「何をしている?誰がやめていいと言った?」
「…え?」
「その顔のまま、鼻をほじるのを続けなさい。」私は震えながら先ほどの間抜けな顔で鼻をほじった。
「ふふふ…本当に醜い顔だ。私はね、環奈くん。美しい女性が恥をかくことに興奮を覚えるのだよ。◯年に一度の美少女と言われた環奈くんが醜い顔で鼻をほじる姿が実にたまらんのだよ。聞いているかね?環奈くん。」
「…ふぁ、ふぁい…きいてましゅ…」私は鼻をほじるのに必死でまともに喋れなくなっていた。
「…ふぇ?(どういうこと?)」
「まぁ、ゲストと言ってももたなされる方ではなく、もてなす側。宴会を盛り上げる宴会部長のようなものだ。ちゃんと台本は渡すのでその通りやってくれたらいい。こちらが契約書だ。契約事項に目を通して、納得できれば判子を押してくれ。事務所には私が話を通しておく。契約が成立したら台本を渡す。」

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