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弱小事務所の憂鬱!?
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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弱小事務所の憂鬱!? 2

十年前、業界では脅威の新人として一躍有名に……でも彼女の原点はエロゲ声優と言う事は世間は愚かヲタの間にも余り知られてなく、何でも兄とその妻(彼女から見て義姉)が起こしたエロゲ製作会社の専属声優にされた。しかもセーラー服を着始めた頃からしていたと言うトンでも無い経歴を持っていて高校二年生の時にはそれなりに声優業界内でも知られていた。私とはそんなに歳も離れて無く、彼女が無名時代(学生時代)の主演作は全部持っていておかずにした。
「相変わらず不器用ね……」
「いいのか?」
「別に……昔よりは慣れているし、こんな仕事でもしないとね」
喘声は今でも健在で純情系ヒロインが穢される感じには定評がある。
「あの役を取られてしまったなぁ」
「まあね、代変わりして成功か失敗なんて明確な基準は無いわ」

愛美が視線を向ける先には波と戯れる3人の少女の姿。
「みんな、着実に成長してるよ」
「そうだね」

長岡未来と中原美和はともに20歳で将来性豊かな存在。
もう一人、村山栞は18歳。
最近ではそれよりも若いデビューの声優も多いから珍しくはない。

彼女たちも僕が担当し、一人前の声優として育てようとしている存在。
僕にとってはみんな宝物なのだ。

「社長、すみませんね……どーしても編集長が本職を抑えられなかったので」
雑誌編集者は平身低頭で私にこの話を持ちかけただけにダメ元だったらしい……まあそこの編集長にはお世話になっているので無碍にも断れない。
「紺野さんは断ると思ったんですが……」
「十年前の私ならね……でも有明でメイド服や巫女装束やらアニメキャラの格好するよりはマシです」
二十八歳しては若く見えるのは背が低い方で胸も平均……うん、こりゃあ処女でも通用するわと思う。
「カメラマンも準備出来ている様ね、私は慣れているけど三人は初めてだからそこの所フォローしてね、“お兄ちゃん”」
ヤバイ、今ので股間の息子が起った。彼女のエロゲ処女作『SATガールス』に登場するメインヒロインの声で言ったのだ。

愛美が目の前でパーカーを脱いだ。
中に着込んでいたのは赤のビキニだった。
小柄でスレンダー、しかし出るところは出ている。
最近はグラビアアイドルでもアラサー前後の世代に人気のある存在が多い。
そう思うと愛美も十分やれてしまうのでは、と思ってしまう。

愛美もビーチで戯れる3人のところに合流し、撮影が始まった。

赤、青、緑、黄の色鮮やかなビキニ姿の美人が並ぶ。

カメラを向けられると最初は緊張気味だった3人も愛美の励まし・アドバイスがあったのか次第に先ほどまで遊んでいたときのような自然な笑顔を見せるようになる。

愛美だけでなく、3人も抜群のプロポーションの持ち主だと今更ながらに知る。
特に美和。この中では最もグラビアアイドルでも通用しそうなむっちりとした肉感のあるボディ、私服姿ではまったくわからなかった。

美和は20歳とまだ若いが、子役から芸能界に入っていたので芸歴自体は愛美よりも長い可能性が高い。
アニメが大好きで、声優を目指すために事務所を移籍してきた純粋な子だ。

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