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瑠璃子ちゃん☆
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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瑠璃子ちゃん☆ 79


意気揚々と挑んだゆかりちゃんでしたが、卓球部の深雪ちゃんには手も足も出ませんでした。
「…ごめんなさい」
「いいよ、私たちが頑張るから!」
がっくりと肩を落とすゆかりちゃんを愛美が励まします。

2試合目はその愛美と絵梨ちゃんの対戦。
「愛美さん、負けませんよ!」
「先輩にいい度胸だね」

と、絵梨ちゃんは最初は自信満々で臨んだのですが…
愛美ちゃん、強すぎです!絵梨ちゃんは全く歯が立ちません…
結局、第二戦目は愛美ちゃんの完全勝利で終わりました…
「ご、ごめんなさい、ぐす」
「いいのよ、絵梨ちゃん。私が仇をとるから」
泣きながら謝る絵梨ちゃんを聖子さんは優しく励まします。

そして、第三試合目、私と聖子さんとの対戦。
聖子さんは強そうです。卓球未経験の私に勝ち目なんてあるんでしょうか…

「ふふふ、瑠璃子ちゃん、どこからでもかかってきなさい」
「うっ…」
何ですか、このオーラ…まるで勝てる気がしません…

「瑠璃子、ビビッてたら負けだよ!」
「頑張ってください、瑠璃子さん!」
愛美とゆかりちゃんが私を励まそうとしてくれます。
そうです、頑張らなくては…

試合が始まります。
…実は、聖子さんも未経験者だったのです。
力も互角で、一進一退の攻防となりました。

そして、気がつけば、お互い、同点で先に一点入れた方が勝ちという状況になりました。
「瑠璃子ちゃん、なかなかやるわね。でも、悪いけど、私が勝たせてもらうわよ」
「それはこっちのセリフです。聖子さん…」
もうここまで来たら、勝ちたいです。絶対に負けません!

私のサーブ。
勢いをつけて打った球は、聖子さんのラケットを弾き、ミスを誘い…

「勝った!!!!」
「やったー!!!!」
勝利の瞬間、私のもとに愛美とゆかりちゃんが駆け寄ります。
「悔しいけど、仕方ないわね」
聖子さんはさばさばとラケットを置きました。

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