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瑠璃子ちゃん☆
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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瑠璃子ちゃん☆ 103


そして私達2人は眠ってしまい、起きたのは夕方でした。

〜夕食時〜
「はあ、今日は殆どを寝て終わってしまいました」
「大丈夫よ。寧ろちょうど良かったわ」
「どうしてですか?」
「この後パーティーがあるから。楽しみにしてなさい」
「何のパーティーなんですか?」
「な・い・しょ」
何でしょう?凄く不安になってきました。

〜パーティー会場の女性用控え室〜
「……ママ、これは一体何のパーティーなんですか?」
「もう少しで始まるから楽しみに待ってなさい」
「無理です。私達の格好からして不安しかありませんよ」
普段着とかパーティーらしくドレスとかならともかく、今の私達親子及び周りの女性達は全員水着姿です。しかもかなりきわどい物ばかりです。私もママから渡されたかなり布地が少ないビキニです。おまけに全員変な眼鏡というか仮面をつけています。
「何なんですかこの怪しすぎる集団は?」
「瑠璃子もその一員よ」
「好きでなってません」
確実にとんでもないパーティーなんでしょう。
「それにこれは何なんですか?」
全員が数字が書かれた札をぶら下げています。
「まあゼッケンのようなものよ。ここではそれで呼び合うのよ」
「はあ」
「さあ、時間よ」
こうして私はママに連れられて怪しげなパーティー会場に入ったのです。

中に入ると男性達がいましたが彼らも仮面で顔の上半分を隠しており水着姿でした。ビキニパンツとでもいうのでしょうか?皆さん所謂ブリーフタイプの水着です。
男性達も番号を付けていました。ママによると男性が奇数で女性が偶数だそうです。
更に会場中央にはスーツ姿の男性が1人いて、円形の大きなベッドと小さなテーブルとその上に穴が開いている箱が2個ありました。
「皆様ようこそお越しくださいました。私が今回の司会でございます。では早速ではありますが抽選を始めさせていただきます」
そう言って司会を名乗った方が其々の箱から何かを取り出しました。抽選と言っていましたから多分クジかと思われます。
「はい。えー男性の7番の方と女性の14番の方です」
……私の番号です。
「あら、瑠璃、じゃなかった14番さん。運が良かったわね」
とママが耳元で囁きました。
「あの、これって?」
「其処のベッドの使用権よ」
「はい?」
「副賞として豪華スイートルームな特別室にも泊まれるのよ」
「ま、まさか、それって当選した人達でそこのベッドでHして、その後スイートルームでお泊りするって事ですか?」
「そうよ」
「う、嘘でしょ?!」
「此処では素性の詮索するのは禁止だから大丈夫。さあ行ってらっしゃい」
ママはそう言って私の背中を押して送り出してしまいました。
仕方なく私は数十の視線に晒されながら会場中央に向かいました。下手に騒いで、もし此処に私の事を知っている人がいて山崎瑠璃子だと気づかれたらと思ったら、大人しく流れに身を任せた方がまだマシな気がしたのです。

「よろしく」
「えっと……こちらこそ」
相手は結構年上っぽい人でした。
周りからの視線に戸惑いつつもベッドに乗るとそっと押し倒されてしまいました。

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