晴樹「今日はお疲れ様でした」
萌「ありがと。そっちも楽しめたかな？」
晴樹「ええ、まあ。早く今回の作品が見たいですね」
萌「それは、またのお楽しみに」
露天風呂で二人、楽しい会話をする。

萌「ところでさ、のり子ちゃんとはうまくいってるの？」
晴樹「えぇ、まぁ…。」
萌「ふ〜ん、結婚とか考えてる？」
晴樹「それはまだ全然」
萌「学生だっけ」
晴樹「はい」
萌「そうか…それじゃ仕方ないか」
晴樹「まず、ちゃんとのり子ちゃんと付き合ってからですね。それからじゃないととても結婚なんて」
萌「でも、することはしてるんだよね？」
萌が微笑みながら言う。

晴樹「えっ？どういう事ですか？」
萌「何、とぼけてるの！分かってるくせに！」

萌の頬がほんのりと赤く染まる。
萌「愛美が、晴樹くんとのり子ちゃんが、その…するのを聞いたって」
晴樹「えっ…」
それを聞いて、晴樹も恥ずかしそうに俯いてしまう。