アイドルユニット「エロエロガールズ」 41
真人「のり子ちゃんは晴樹のことが好きなんだね」
美貴「なんでしょうね…ちょっと複雑かも」
美貴はそう言うが、悔しさや嫉妬という意味ではない。
もしそうだとしたなら、『仲間』として、のり子のことを祝福してあげたい、という思いが彼女にはあったのだ。
―さて、その頃、のり子と晴樹は…?
のり子と晴樹の部屋。
のり子「あっ!ああっ!ああ〜〜〜ん」
晴樹「のり子ちゃん…」
のり子「は、晴樹、さぁん、あっ、っぁああ、いいっ!いいですっ!!」
早朝から、二人は肌を重ねていた…
そして、交わった後…
のり子「ねぇ、露天風呂に行かない?」
晴樹「別にいいけど、時間、大丈夫なの?」
のり子「うん、ここを出るのは8時よ。今はまだ6時よ。7時の朝ごはんまでまだ時間はあるわ」
のり子と晴樹が露天風呂に向かう。
ちょうど、優と桃子が出てきたところだった。
桃子「おはよう、お二人さん」
のり子「あぁ、おはようございます…」
桃子「のり子ちゃん、積極的ね」
晴樹「あはは…」
のり子は晴樹と腕を組んで、彼の腕を掴んで離さない。
優「お似合いだね」
のり子「優ちゃん…」
優「のり子ちゃんが、そこまで積極的だと思わなかったよ」
のり子「ごめんね…」
優「どうして謝るの?」
のり子「だ、だって…皆よりも抜け駆けして、晴樹さんを奪うようで…」
優「そんなことないよ」
優は笑顔でのり子に言う。
優「そのときが来たらお祝いはしなくちゃね」
のり子「優ちゃん…」
優「…私も、晴樹くんと、したいことはしたいけどね…」
のり子「そのときにはお貸しします」
晴樹「それってどういう意味!?」
優とのり子は、笑って目をあわす。
優&のり子「秘密♪」
優「じゃ、私は部屋に戻るね」
のり子「うん」
優と桃子は、部屋に戻る。
のり子と晴樹は、浴衣を脱いで、露天風呂に向かった。