アイドルユニット「エロエロガールズ」 28
へなへなと崩れ落ちるのり子の腰を支える晴樹。
「のり子ちゃん…」
「……はい」
「大丈夫?」
「…はい…ちょっと頭の中飛んじゃって…」
やはり挿入だけで達したようだ。
「のり子ちゃんが大丈夫なら…」
「私は…大丈夫ですから…私だけがイって、晴樹さんが良くなければ、悪いですし…」
「…でも、のり子ちゃんが苦しくなったら…」
「大丈夫ですから…晴樹さんと一緒に、気持ちよくならないと…」
自分よりも晴樹を気遣うのり子に、晴樹は苦笑した。
それでも、のり子がそう言ってくれるのは素直に嬉しい。
「動くよ」
「はい…」
晴樹がゆっくりと腰を動かす。
一度中を突く度、のり子の豊かな乳房がぶるん、と揺れる。
「あっ…ああっ…」
次第にそれは速さを増していく。
「あっ!あっ!いい!すごい!」
のり子が悦びの声を上げる。
互いの中がぶつかりあう、パンパンと乾いた音が響く。
「ああ、ああああ、いっ、いいっ、あんぁぁあああ!!」
のり子の声が木霊する。
「あぁ、あぁ、いっ、いいいい!!!またおかしくなっちゃう!」
のり子の甲高い声が響く。
「(いや、こっちもだよ…)」
徐々に晴樹にも限界が来ようとしていた。
「いい、いい、ひぃいいい、イク!イク!またイッちゃうのぉ!!!」
「のり子ちゃん…」
お互いに限界が近いことを察する。
「晴樹、さんっ、イって、私と一緒にイってください!!!!」
「うっ、のり子ちゃん…!」
「きて!もう、イッちゃぁああああああああああああ!!!!!!」
二人一緒に、限界に達した。
晴樹は自らの肉棒を引き抜くと、のり子の突き出されたお尻に精を放出した。
のり子の身体はガクンと崩れ落ちる。
それを晴樹は何とか支える。
「はぁあああ…」
イッた後の余韻に浸るのり子。
「ふぅ…」
晴樹も大きくため息をつく。
「晴樹さん…好き…大好き…」
「僕もだよ…」
お互いに顔を近づけ、唇を重ねる。
―この情事がまさか他人に見られていたとは、二人は知るはずがない。
「…あらあら」
それを見ていたのは、旅館の若女将である愛美だった。
露天風呂の掃除をしに来たところ、偶然晴樹とのり子の情事を目撃してしまったのだ。
「若いっていいわねぇ」
そういう愛美もまだ20代だが。
「…体、熱くなっちゃったじゃない…掃除は後回しね…」
そう言って彼女は露天風呂を後にした―
* * * * * * * * * * * * * * * * *
晴樹とのり子が露天風呂で愉しんでいた頃。
しばらくゲームセンターで遊んでいた真人と礼香・優・美貴。
遊び終えて部屋に戻ろうとしたとき、エステから戻ってきた桃子と鉢合わせた。
桃子「あら、偶然ね」
優「どうでしたか、エステ」
桃子「最高ね。疲れが一気に取れたわ」
礼香「ですよねー」