ペット達との戯れ 2
「うまいか?」
息を荒げて裏筋を舐め上げている恵梨香は、俺の問いに尻を振って答える。
その様は、犬そのものに成り下がっていた。
「ふはぁ……んんっ……」
アナルに入れたバイブの刺激に喘ぎを洩らしつつも、舌を使って唾液を塗りつける作業は止まらない。
時折上目遣いで俺を捕らえるも、押し寄せる快感に瞼が降りる。
「ふっ」
そんな恵梨香を鼻で笑ってやった。
すると、恵梨香は肩を竦めて震え上がった。
寒さのせいではない。
この女は、バカにされることに感じる変態なのだ。
「んっく……ん゛ん゛……」
チ○ポが恵梨香の口内におさまると、生暖かい粘液がそこにまとわりつく。
だが舌は裏筋にピッタリと貼り付いたまま、未だに複雑に動き回っていた。
地に手をついて首をリズミカルに振るたびに、エロティックな奏が響き渡る。
チ○ポを挟んでキュッと結われた唇は根本からカリ首までを何往復もし、快感が徐々にその一部へと集中していった。
「よし……ご褒美だ」
俺の言葉を聞いて、恵梨香は口からそれを放した。
そして亀頭の先に舌を構え、ご褒美を待つ。
チ○ポを軽くしごく。
恵梨香は犬に成り下がっているので、手が使えないのだ。
「間抜けな顔だ」
舌を出して俺を見つめる恵梨香に、嘲笑を飛ばした。
ビュッ!ビュルッッ!
恵梨香の舌に、ドップリと精液が飛び出る。
勢い余って顔や床をも汚した白濁液は、恵梨香の大好物である。
射精の終わったチ○ポを再びくわたえ、尿道に残った滓もキレイに吸い出した。
「わかってるな?」
俺は下駄箱の上に置いてあるリモコンに手を伸ばし、強弱を調整する。
次の瞬間、恵梨香のアナルに埋まったバイブが半音高いモーター音を上げた。
「んはぁ!はいっっご主人様ぁ!!」
甲高く喘ぎながら、恵梨香は俺にそう返した。
四つん這いのまま顔を下げた恵梨香は、舌先で床の精液を舐めとり始める。
くぐもった喘ぎを洩らすその犬を軽くあしらうと、俺は夕食を食べるためにリビングへ向かうのだった。
【真里編】
あるマンションの一室。
そこのソファに腰を下ろし、煙草の煙を吐き出した。
灰と化した先端を灰皿の淵に軽くあて、中へ落とす。
「随分と嬉しそうだな」
組んだ左足のすぐそこには、真里の顔があった。
忙しなく顔を動かして、ひたすら足を舐めている。
まるで、カラカラに渇いた喉を潤すかのように。