初体験はお姉ちゃんそして…… 178
「あ〜思い出した〜。昨日は〜茜お姉ちゃんと一緒に〜お兄ちゃんにお仕置きしてたんだ〜。」
「そうだったねぇ。」
「二人とも早く部屋に戻りな。」
「私もう一回やりたいよぉ。」
「沙耶も〜。もう一回やろうよ〜。」
そう言いながら茜と沙耶は二人で僕を全裸にした。
「見つかったらさすがにまずいって。」
「ママが上がって来たらわかるよぉ。」
「いや……それはそうだけど…」
ガチャ
僕は戸が開いた音にびっくりした。しかし戸の外に立っていたのは母親ではなかった。
「朝から何してるのかしら?」
「お姉ちゃん!」
「何してたの?」
「えと……あ…」
「とりあえず茜と沙耶は服を着て部屋に戻りなさい。」
「はい……」
「は〜い……」
二人が部屋を出ると
「アンタはそのままよ。」
「え?服は……」
「罰としてそのままそこに座りなさい。あ、別に正座じゃなくて良いわ。ベッドの上よ。」
「僕は別に……」
「問答無用!」
「はい……」
「一緒に何してたかは分かるわ。でも何であんなことしたの?茜だって沙耶だって傷ついてるのは分かるでしょ?あんな恥ずかしいこと言わされたんだから。」
「でも……昨日の夜……」
「何で抵抗しなかったの?」
「一緒に寝るだけの筈だったから……」
僕は昨日あったことをすべて話した。
「それで結局妹の言いなりになった訳か。」
「はい……」
「今日から鍛えなおしてあげる。」
お姉ちゃんはそう言い立ち上がった。
「もう服着て良いわよ。朝食食べたら私の部屋に来なさい。絶対よ。」
「はい……」
お姉ちゃんの命令に逆らえない僕は素直に頷いた。
「それと動きやすい格好で来なさい。」
「え?」
「動きやすい格好で来ること。」
「何で?」
「文句あるの?」
お姉ちゃんは僕の言動にイラついたように言った。
「ありません。ごめんなさい。」
あわてて僕はお姉ちゃんに謝った。
朝食後お姉ちゃんの部屋に行くといきなり突き飛ばされた。
「うう……お姉ちゃん?」
「そのまま私にかかって来なさい。」
「……無理だよ……」
「私に逆らって良いと思ってるの?」
僕はとっさに身構えたがそれは遅かった。お姉ちゃんの脚が僕の首に巻きついたのだ。
「苦しい……離して……」
「ちゃんと抵抗しなさい!」
僕は必死にお姉ちゃんの脚を掴んで抵抗したが無理だった。
「もうダメ……許して……」
意識が遠のきかけた時お姉ちゃんはやっと僕を解放してくれた。