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初体験はお姉ちゃんそして……
官能リレー小説 - 近親相姦

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初体験はお姉ちゃんそして…… 105

「もう食べ始めていいのぉ?」
「良いよ。その皿が大体片付いた頃にステーキが来るよ。」
「ねえ、お水はぁ?」
「料理の合間に少し飲むと良いね。」
「はぁい。」
「それと皿は持ち上げないんだよ。」
「ん〜……!!スープが掬い難いよ。」
「そういう時は傾けるんだよ。」
「これはどうするのぉ?」
「もう良いならナイフとフォークは揃えておく。下げないでほしいなら広げておく。」
「いちいち面倒だね。」
「将来彼氏とデーと行くときに知らないと振られるぞ。」
「私の本命は……」
「あ〜それ以上言うな!!」
「鱈のムニエルでございます。」
「そうだ。茜、これも食べてステーキも入る?」
「入るよぉ。」
「じゃあこれも食べな。」
「お兄ちゃんの分がなくなるよぉ。」
「マナー教室の代わりだから僕は食べなくても良いよ。」
「これも作法があるのぉ?」
「というより、魚の後に肉が出てくるって言うのがパターンだからね。」
「じゃあいただきまぁす。」
「どうだ?」
「美味しい。」
カチャ〜ン
「やっぱりやったか……」
「あぁフォーク落としちゃったぁ……」
「拾いに行かない。」
「え?」
「失礼致します。」
「ボーイさんがくれるんだぁ。」
「そのために立ってるんだよ。」
「そうなんだぁ。」
「あ、ちょっと良いですか?」
「はい。何でしょうか?」
「ムニエルの後にシャーベットを一口お願いします。口直しに。」
「はい。かしこまりました。」

「レモンシャーベットでございます。」
「これ何?デザート?」
「口直しの代わり。」
「ふーん。」

「ステーキのレアとポテトでございます。」
「きたきたぁ。」
「全部一口大にしない。左から切って食べる。全部一口大にするのは間違いじゃないけど左から切るほうがスマートだぞ。」
「そうなんだぁ。知らない事ばっかだなぁ。」
「まだ中学生だから良いけどね。」

「あ〜美味しかったぁ。」
「もう満足か?」
「うん。」
「本当はこの後にフルーツとスイーツが出てきてコーヒーで閉めるんだよ。」
「ふーん。閉めはお茶じゃないんだね。」
「ハハハハ。」
「コーヒーはサービスになります。」
「あ、どうも。」
「あのぉ、お砂糖とミルクもください。」
「失礼致しました。どうぞ。」
「角砂糖は投げ入れない。」
「入れちゃったぁ……」
「次回からはスプーンに乗せて入れような。」
「はーい。」
茜のどたばたマナー教室であった。

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