幼妻のアブない日常 214
部屋の外にはさっきのイケメンくんが、バスタオルを抱えて待っていてくれた…
きっと彼って、私たち二人のお世話係に任命されってことかしらね…
「わざわざ悪いはね…君がお相手してくれないからぁ一馬くんと誠くんで我慢することにしたんだよぉ…」
「申し訳ございません、次に結衣子様がお越しになるときはお相手できるよう精進しますので」
「うん…期待してるね」
名残惜しい気分そのままに、彼の頬にそっとキスして紗花とともにプールへ向かう。
「結衣子って、惚れた男には一途ね」
「それが私の性格かも」
だからダーリンとも上手くやっていきたい…
例え身体の相性が悪くても、それは夫婦にとってはある一面にしか過ぎないのだろうから…
「さぁ、水着に着替えてパァッと楽しみましょ!…今日はその為に来たんですもの‼」
紗花の言う通りだ…
セックスなんて、ダーリンよりもいい男と楽しめばいいことだもんね…
地下室プールの入り口。
ひんやりした空気に包まれ娯楽施設の雰囲気ではないように思う。
「元々は別の施設だったのかな」
「そうみたい」
更衣室へ。
紗花は布面積の少ないビキニ、私は紗花の希望?に沿ってスク水だ。
「スク水なんて久しぶりだ…うわっピチピチだし…」
「まだまだイケるじゃないぃ…そんな女子高生だっていそうよぉ…」
「やだぁそれって褒めてるの?…;」
「もちろんよ…結衣子に水着を着させたら、こんなビキニを着たって敵わないはよ…」
「そんなこと無いって…紗花だってなかなかのもんだはぁ…」