幼妻のアブない日常 215
紗花の身につけたビキニは私がグラビアでもよく着ていた眼帯ビキニってやつ。
モデル体型の紗花が着てもなかなかいいものだ。眼福眼福。
さあいよいよプールだ。
中は思っていたより広い。ここを男女4人で貸し切りとは贅沢だね。
「紗花様と結衣子様ですね、お待ちしておりました」
私たちの水着に合わせてくれたのだろう…
一馬くんは私と同じく禁欲的なスクールパンツ…それに相反して誠くんは、紗花と同じように布面積が極めて無いブーメランパンツだ;…
「フフ…初めましてぇ、お二人ともよろしくねぇ…」
紗花が2人に笑顔で挨拶する。
私もそれに続く。
まあこういうお店だから童貞ではないといっても、それと同等くらい初々しい少年のように見える。
「現役のグラビアアイドルに会えるなんて…」
「ふふっ、なんかその言い方照れるなぁ…私のこと知ってるのは嬉しいけど」
これも三津さんのお陰よね…
結衣子がモデルを務めた三津の写真が海外でのフォトコンテストで賞を取り、今や結衣子の顔も随分と世間に知れ渡っていた…
「誰が使命して貰えるか?って…控え室では大騒ぎだったんですよ…ホント僕らはラッキーです!」
高揚した声を上げる誠くん…
こんな商売をしているとは思えない程に純粋に見えるけど…
「私みたいなのなんてそこらにたくさんいるのに…満足してくれるならいいな」
「結衣子様の相手なんて、光栄過ぎます!」
「しかもスク水をチョイスするってのが…」
「似合う?もう21なのに…」
「いえ、昔を思い出しますよ」
「結衣子様みたいなクラスメートがいたら大変ですよ」