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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 98

それと同時刻、ネアン国の兵士達が進軍を開始していた。目標はガッディールだ。
兵士達は何のために進軍をしているのか全く理解していない。急に招集されてあれよあれよという間にガッディールへの進軍が進行してしまった。
そんな兵士達の視線の先に一人の女性が立っていた。
それは美しい女性だった。いや、美しいという形容では足りないだろう。彼女の美しさを表現する言葉などこの世に存在しないに違いない。
彼女を見ただけで全ての男は魅了され、女でさえ彼女に恋をするだろう。それほどまでに彼女は美しかった。
彼女は赤い軍服と白い乗馬ズボンに身を包んでいる。
その格好は中世の騎手のような甲冑姿ではなく、近世ヨーロッパ風の軍服であり、それが彼女の美しさを更に引き立てていた。

そしてネアン国の兵士の軍服も同じく近世ヨーロッパ風であり、全員がマスケットで武装。
更に大砲を引く兵士達もいて、近代的な軍の様相であった。

殆どが歩兵で構成された軍であったが、その美少女は馬に乗っており指揮官に見える。
その彼女に馬に乗った士官風の女が近づく。
彼女も美少女と良く似ている美少女だった。

「姉上、もうすぐガッティールの砦に到着します」
「うむ、手筈は良いか?」
「勿論です!ネアン家の名にかけて!」

彼女達は北部の小国家、ネアン国の王族の生き残り姉妹であった。
ネアン国は北部小国家群の一番南にあり、ガッティールに占領されて十年近くになる。
王族の男達は全て殺され、女達の多くもガッティールに連れて行かれてメス奴隷にされていた。
ガッティールはネアン国を根拠地にして北部小国家群を従属させていたのだが、彼女達が向かっていたのはネアンとガッティールを連絡する峠の砦だった。


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