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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 10

「そうだ、お母さんもこの国の役に立つべきだ。ミユキが近代化を担当してるけど、
母さんには医療や子育て環境を整える担当の大臣になれば?
もう医者や婦長に遠慮しながら働かなくてもいいんだ」
「やったことないけど大丈夫?」
お母さんは専門バカに近い。自治会やPTAの役人もやったことがない。
「それとも国王と再婚する?副王である僕の母親と示すにはいいけど」
「王様って、年寄りでしょ?そんな人のお世話なんて嫌よ」
「じゃあ、この国にナースの制度を根付かせてよ」
「それで、助かる人が増えるなら引き受けるわ」

「ところでファリス、フローラ。召喚について色々聞きたいんだけど?」
・特定の人物を狙い撃ちで召喚出来るの?
・逆に此方から向こうへは行けるの?
・召喚出来る回数や規模は?
・コストやリスクは?
等々次々と尋ねる。
「召喚について、随分熱心に聞くのね?」
ミユキが不思議そうにしている。
「だって自由に行き来出来るなら、物の遣り取りで利益を得られるかもしれないじゃないか」
流石に国家単位の貿易は無理だから、個人での小さな遣り取りになるだろうけどさ。
「僕のお母さんという成人もいるから、売れそうな物を向こうで売って、それを元手に此方で高値で売れそうな物なり、役立ちそうな物なりを購入出来たらいいなあと」
「そうね、それが可能ならば異世界人としての利点として、コレから大いに活用すべきね。最も、そんなに世の中は甘く無い気がするけど」
「そうなの?」
「私は召喚のメカニズムとかは、知らないから何とも言えないけどね。使えるものなら今後に大いに役立つわ。」
「で、実際はどうなの?」
僕はファリス達に改めて尋ねた。
ファリスは答えた。
「異世界との召喚は不安定要素が多く、失敗することもあるので何回も行えるものではありません。今回の召喚はあなたとあなたのお知り合いのみの召喚にしました。それと、こちらからあなたたちの世界に行くことはできません。」
「まあ、そうでしょうね」
「随分アッサリと納得したね」
「正直、十中八九どころか、ほぼ無理だと思ってたから」
「何で?」
「何でって………ああ、そうだファリス様。殿下のお母様をレナ様にも御紹介しなければ。それに女性として色々御入用でしょうから手配の方を。ああ、序でにこの城の御案内もしておいた方が宜しいかと」
「そうね。ではお義母様、此方へ。フローラ、貴女もいらっしゃい」
「はい。お母様」
「正直、ファリスさんにお義母様と呼ばれるのは微妙なんだけど……」
「あの、私が何か粗相でも?」
「いえ、そういうわけでは………」
「お母さんの事は気にしないでファリス。文化の違いだから」
「?そうですか?」
ファリスは、お母さんが、年齢を、気にしている事を分かってない様だ。まあ、自身が祖父相手の近親婚の上に、年齢差が有りまくりだから僕との結婚なんて大した事ない話だからなあ。

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