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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 11

そして2人きりとなったところでミユキが口を開いた。
「さっきの続きだけど、私達以外にも召喚された人達の話は覚えてるわね?」
「ああ、黒コゲになったっていう2人だね………って」
「気づいた様ね。貴方のお母様を入れても5人中3人だから、単純計算で成功率6割よ。しかも失敗した2人は黒コゲ」
「………」
「流石に当てにならないって思うでしょう?」
「そうだね」
「序でに言えばファリス様達は、帰す方法も無いのに自分達の都合で、地球人を勝手に拉致した上に失敗して死者まで出してるのよ。オマケに向こうでは2人は行方不明のまま」
「………」
「この国の状況からいって、なりふり構っていられなかったのは理解出来るし、私は実害は無かったから、然程気にしてないけど、あくまで結果論ね」
「………」
「貴方は3人の綺麗なお姫様と結婚出来て浮かれてるかもしれないけど、この国の事実上の最高権力者であり最高責任者である事を忘れないでよ」
「………」
「まあ、貴方は少子化対策の為に召喚された訳だから、沢山の子供を作ってもらう必要があるけど、肉欲に溺れた暗君にならない程度の節度は持ち続けてね」
「そうだね」
「頼んだわよ。まだ見ぬ私の可愛い子猫ちゃん達の為にも」
「………はい?」
「私のショタハーレムの為にも頑張るのよ!」
「あ、あの、ミユキさん?」
「貴方のハーレム生活に協力するんだから、貴方も私のハーレムの為に協力する義務が有るわ。等価交換よ」
「……………」
「さっ!お互いの幸せの為に頑張りましょう!」
一人で盛り上がって、ミユキは去って行った。しかも去り際に、
「可愛い男の子を沢山産ませるのよ!あっ、男の娘も悪く無いわね」
かなり不穏な台詞が聞こえた。僕は暫し立ち尽くしてしまった。
「ミユキは場の雰囲気の為に、ああ言ったんだよな。うん、そうに違い無い」
………そうだよね?!お願いだからそうであってよ!!
「とりあえず、お母さんの様子でも見に行くか」
僕は微妙に現実逃避をする事になったのだった。

美人女兵士に案内されてお母さんの部屋の近くに行くとレナさんがいた。
「お母様はお休み中です。きっと、いきなりこっちの世界に来てお疲れになっているのでしょう」
「あっ。そうなんだ。」
「良かったら外へ散歩に行きませんか?2人っきりで。」
「良いよ。城の外はまだ見てないから。」


「それでは参りましょう」
レナは嬉しそうに僕と腕を組んで歩き出すのだった。

「ああ、そうだ。レナ、身体は大丈夫?」
「はい?特に病気ではありませんが?」
「ああ御免。聞き方が悪かったね」
僕はレナの耳元で小声で尋ねる。
「昨日の夜に初体験をしたばかりで身体は大丈夫?その、何て言うか、お股が痛くて歩きづらいとか無い?」
レナが頬を赤く染めて答える。
「あ、あの、その、まだ少し違和感が無い訳では無いのですが、普通に歩く分には特に……」
「そ、そう。御免ね、変な事聞いて」
「い、いえ、お気遣い頂いてありがとうございます」
互いに気恥ずかしくなる。でも、レナは僕の腕を離す事は無かった。寧ろ少し力が入ってしまってる。

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