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幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

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幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜 54

「その子はまだ新人なんですから、あまり無茶はさせないで下さいよ」
 そう言って八侘が後ろの娼婦達に目配せすると、二人が紅夜叉の元に近づいていった。
「紅ちゃんはその二人についていって、体を洗ってきなさい。着替えも用意してますから」
「えっ…あっ、あぁ分かった」
 八侘の言葉に従い、紅夜叉は二人の娼婦に連れられ、社長室を出て行った。
「おっ、おいまてっ!」
 追いかけようとする男の前に、八侘が立ちふさがる。
「さぁ、お客さん。次はあの子の代わりに、私がお相手いたしますね」
 そして男の体をトンッと突き飛ばし、ソファーに深々と座らせる。
 男の足の間に跪き、巫女装束の前を大きくはだけさせると、Fカップの巨乳がこぼれ出る。
(……まぁ、こっちでもいいか)
 この切換の速い男の股間に、八侘は顔を埋めていった。
 
「なあ、紅がレギュラー入りしたらお前と3pさせろよ。料金はずむぜ」
「せっかく私が相手してるのに、他の女の子の話するなんて失礼ね」
八侘は軽くペニスに歯を立てた。

一方紅夜叉は娼婦達とお風呂に入っていた。
三人が悠々と入れるお風呂。
このお風呂は従業員用のお風呂では無く、プレイルームの一つだった。
「ねえ、紅ちゃん。他にも茨城の情報あるんでしょ?」
「この際情報は共有しましょうよ」
「しら、ない。やめろ!八侘に、言ったのが全部だ。」
「そんなこと言っちゃって。もっと気持ちよくなりたいだけだったりぃ〜♪」
一人が羽交い絞めするように、愛撫しながら身体をローションを溶いたお湯で洗う。
もう一人が両脚を両肩に担いで丹念に股間を洗っている。
男に散々お尻を掘られて腰が入らなくなった紅夜叉はこの部屋まで肩を借りなければ来られなかった。
お風呂でも支えてもらわないと沈みかけていた。
二人は紅夜叉がまだ情報を出し惜しみしてると見て八宅の指示とは別に引き出そうとしていた。
「わ〜、きれ〜な処女膜ぅ。形も崩れていないし将来きっといい娼婦になれるよ」
「ふざけるな!俺はそんなのになるか!」
「んふふ。そんなのとはご挨拶ね。でも、そんな強がりが可愛いのね」
身体を撫で回しながらチュッチュと方にキスをする。
「お尻の穴なんてもキュッと閉じちゃって。締りがいいのね」
股間を責めているのは垢舐めの克美(かつみ)。これは商売用の名前で本名は不明。
本来は古いお風呂にこびり付いた垢を舐める妖怪だが、最近はお風呂洗剤やタワシ、換気扇の性能が良いため垢が溜まらないので直接舐められる性風俗で働いていた。
自慢(?)の長い舌が紅夜叉の閉じた肛門に侵入していく。
「やぁ!やめろぉ!それ以上入って来るなぁあ!」

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