PiPi's World 投稿小説

巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 41
 43
の最後へ

巨乳美女王国、3人のお姫様 43

「まあ兎に角、もしも殿下が愛おしくて堪らない。なんて事になったら身分だとか、立場だとか余計な事は考えずに殿下に甘えなさい。それは認めてあげるわ。但し」
「た、但し?」
「ご寵愛を受けておきながら殿下を、レイジを裏切る様な真似をしようものなら、私が容赦しないわ。少なくとも楽に死ねると思わない事ね」
ミユキが怖い。彼女より遥かに強い筈のアルルとメルルが気圧されてる。
「か、畏まりました」
「き、肝に銘じておきます」
ミユキは続けてエスメラとリリアに告げる。
「御二方も例外では有りませんので、御注意下さいませ」
「ミユキ、もうその辺で」
「まあ、レイジが骨抜きにしてしまえば良い話だから、頑張ってね」
そう言って笑顔で僕にじゃれつくミユキだった。

「殿下、今日も泳ぐ練習をしますよ。」
「はい。」
僕とフローラは更衣室に入って水着に着替えてコテージを出ようとすると。
「今日は私が教えますわ。」
「レナはだめよ。殿下をすぐ甘やかすから。ミユキたちと遊んでなさい。」
「えー。お姉様ばかり殿下を独占してずるいです。」

「昨日2人で、お散歩させてあげたでしょう?」
「うー。分かりましたよ」
という事で渋々レナは引き下がり、午前中はフローラと2人きりで過ごす事になった。

「昨日より少し深目の所に行きますよ」
と言って、昨日同様に海面を仰向けで浮かばされつつ、フローラ曰く、腰位の深さの所に連れて来られた。まあ、フローラの胸の位置から言って合ってると思うけど。
「大分、浮ける様にはなりましたね」
「まあ、あまり深くない所なのと、仰向けだからだね」
「それは仕方ありません。見ている人間が私1人では万が一の事態に対応しきれませんので」
「まあ、しょうがないよね。ま、2人きりでのんびり過ごすのも良いでしょ?」
「そうですね」
暫くのんびりしたところでフローラに言う。
「ところでフローラ」
「何でしょうか?」
「フローラとイチャイチャしたい」
「は?」
「外で2人きりって機会は、今後殆ど無いと思うんだ」
僕等の立場から言って護衛無しで出歩ける筈は無い。今朝も、深い所に行かないという条件で、護衛無しの2人きりにしてもらえたんだから。
「外で人目を気にしないで済む機会は然う然う無いよ」
「で、ですが、殿下の特訓が」
「昨日のレナとの話を聞いて羨ましくならなかった?」
「そ、それは、まあ、その」
「外でするのも凄く気持ち良かったよ」
「……」
迷いを見せるフローラに僕は強気で攻める事にする。僕は立ってフローラを抱き締める。(まだ、浅い所だから出来た)
「で、殿下」
「フローラが欲しい」
そう言って僕はフローラにキスをした。
フローラは大した抵抗を見せず、舌をねじ込んだ辺りでフローラも応えてくれた。そしてそのまま暫く続けてからフローラに告げる。
「海から上がろうか。此処じゃ落ち着かないから」
「……はい」
フローラは顔を赤くしながら同意してくれた。
「もう、殿下ったら」
「2人きりの時間は大切に使わないと」
僕等は手を繋ぎ海から上がった。そして手頃な場所を探して僅かながら草が生えている所を見つけ其処に持参していたシートを敷いて四隅に石を置く。
「じゃ、始めようか」
「ああ。こんな外でなんて、はしたない」
そう言いつつもフローラの目は潤んでいて、期待に満ち溢れているのが丸分かりだった。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す