PiPi's World 投稿小説

幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 35
 37
の最後へ

幼魔鬼譚〜悪戯好きのアリス〜 37

 
「ねー、お猿さん。そんなにしちゃって苦しくない?」

 白面は唐突に言い、まだ幼さを感じさせつつも妖しく微笑み、羽織っていた赤いコートを脱ぐ。
 猿達は訳が分からないながらも、本能的に期待を膨らませた。

「癒してア・ゲ・ル♪」

 白面は徐に隣の猿へ跪き、勃起した異形の肉棒を手で柔らかく扱く。
 猿の肉棒が痙攣する様に跳ねている様子を見遣ると、白面はそれを口に含んだ。

「んむっ……んっんっ……むちゅ……」

 肉棒を唇で締め付ける様に扱き上げ、吸い上げる。
 白面は年の割に、愛し合い、行為に至った事は少ないが、こういった性技は成熟していた。
 情報を集める為、サービスと称して顔を埋める事は多々あったのだった。
 そうして身に付いた、白面の口技に、既に張り詰めた猿のきかんぼうが耐え切れる筈もなく……

「んぶっ?!……んっ……ふぁっ、あっ!」

 白面の口の中で、熱の奔流が暴れ狂う。
あまりの勢いにさしもの白面も口を離し、顔を白濁液に汚されていく。
 さらにはむせかえる様に口から大量の白濁液を溢れさせ、白面は多少涙目になりながらも妖しく笑う。
猿は相当溜まっていたのか精液は摘めるほど濃く粘りが強い。
妖怪の端くれだけあって精液にも霊気がこもっていてる。
精液の中で渦巻く霊気は精子が泥に上がったオタマジャクシのように暴れているように錯覚させる。
白面は顔にかかった精液をハンカチで拭おうとしたが、席の周りに群がる猿達を見て動きを止めて汗を垂らす。
(ハンカチもたないよ)
顔にかかった精液を手の甲で拭うとスライムゼリーの様に全て付いてくる。
拭く物を探すが何も見つからず、舐めとると猿達はそれを食い入るように見つめた。
いくら一回の射精の量が多くても2・3発なら床に捨ててしまうが、下手したら20発以上相手にするかもしれない。
そんなのを床に捨てていたらとんでもないことになる。
エチケット袋は猿達がオモチャにしたらしく白面の席のは抜かれていた。
そうなると自分5お腹の中に処理するしか思いつかなかった。
口の中に唾液を集めて食道にへばり付く濃厚な精液を流し込む仕草は苦しげで、猿達はさらに興奮を高める。
立った今射精を迎えた猿もまた勃起させていた。
 
 チラッと白面は黒服と女性の様子を伺った。
 女性の方は相変わらず窓の外を見ている。
 黒服の方はこちらの方を見てニヤニヤしていた。
 白面と目が合うと、「後5分ぐらいで着くぞ」とバスに乗っている全員に伝えた。
 つまり『やるなら早くしろ』ということか………
 
「おいっ!、次は俺だ!」
「いや、俺のをやってくれっ!」
 我先にと、猿達が白面に己が怒張を突きつけてくる。
「ちょっ、ちょっと待っングゥ!」
 一匹が白面の口に無理矢理ぺ●スをねじ込んだ。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す