群れなして蠢く美しき屍 25
「あ〜・・・ああぁ〜・・・!」
「たす・・・けて、河原クンっ・・・。身体が・・・身体が熱いのぉっ・・・!」
「早く何とかしてぇっ・・・!このままじゃおかしくなっちゃうよぉっ・・・!」
「は、はひっ・・・ふわあぁンっ!」
焦点の定まらない、うつろな瞳でじりじりとにじり寄ってくる4人。
その姿はまるで、ホラー映画に出てくるゾンビのようだった。
・・・いや。もうすでに彼女たちは人間ではないのかもしれない。
突然母乳が出るようになった弥生と美樹。
肉の繭から飛び出てきた白髪と黒髪の少女。
性に狂い、それにふさわしい身体に変化し続ける彼女たちは、すでに人間以外の何かになっているのかもしれない。
しかしゾンビと違うのは、彼女たちを正気に戻す方法があるということ。
4人の様子に少々後ずさりした誠であるが、すぐに気持ちを切り替え、4人を落ち着かせるべく声をかける。
「お、落ち着けっ。ちゃんと1人ずつ相手してやるからっ」
「『1人ずつ』・・・?」
「それじゃあすぐにHしてくれないの・・・?」
「え・・・?」
誠の言葉に弥生と美樹の目の色が変わった。
残りの2人も言葉こそ出さないが、その目には明らかに不満の色が浮かんでいる。
その様子に誠は危険なものを感じたが、もうすでに手遅れだった。
「イヤっ!私が最初にHしてもらうのっ!!」
「うわぁッ!?うぐっ、ぶぐ・・・んおぅッ!?」
美樹の言葉を合図に4人が一斉に誠に襲いかかる。
押し倒された誠の顔や手、肉棒に乳房や口を押し付け、思い思いにそれらを貪る。
「うぐっ、ぷはっ・・・!?んぶべっ!?」
誠は4人を落ち着かせようと、乳房の海から顔を出すが、すぐさま別の乳房を押し付けられる。
満足させるまで絶対に逃がさないつもりらしい。
見る限りうらやましい光景だが、やられる側はたまったものではない。
(や、ヤバっ・・・!?このままじゃコイツら正気に戻す前にオレが殺されちまうっ!
な、何とかしないとっ!)
再び生命の危機を感じた誠は、すぐさま反撃に出た。
乳房を押し付ける黒髪の乳房を、力まかせに思いっきり噛んでやる。
右手を抱きしめ夢中でなめしゃぶる弥生の口の中に、さらに指を突っ込んで無茶苦茶に引っ掻き回す。
奇跡的に空いていた左手で、身体にまとわりついていた白髪の陰核をつまみ、これまた思いっきりつねってやる。
「ひぎぃッ!?」
「むごッ!?おごあッ!」
「かひッ・・・!」
思わぬ反撃に誠を拘束する3人の力がゆるむ。
そのスキに剛直に吸い付いた美樹の頭をつかんでこう言い放った。
「そんなに精液ほしいんなら、くれてやるッ!!
たっぷり味わいやがれェッ!!」
「おがッ!?」
美樹の頭を股間に押し付けると同時に、暴発寸前だった剛直を開放。
あふれんばかりの精液を、ノドの奥から大量に注いでやった。
気道を待ち望んだ満たされた精液で美樹は、黙ってそれを飲むしかない。
苦しいのか、彼女はビクビクと痙攣しながら、その全てを飲み干した。
「ハアッ、ハアッ・・・!し、死ぬかと思った・・・!」
襲いかかってきた4人を黙らせ、何とか人心地ついた誠は、いまだ立ち直れないでいる4人を叱り飛ばした。
「おまえらっ!ちゃんと相手してやるって言ってんだろ!?
今度やったらもう二度と相手してやんねえぞッ!!」
「「・・・ッ!!」」
「ご、ごめんなさい河原クンっ!
も、もう二度としないから、それだけは許してっ・・・!?」