PiPi's World 投稿小説

おてんば姫、ファニーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 196
 198
の最後へ

おてんば姫、ファニーの冒険 198

口を重ねながら、レイの指はファニーの秘部に伸びる。
そして…潤んだ秘裂を探り、二本の指を沈めていった。
かつての少女の秘裂の面影は無く、咲き誇る花のように開いた秘部はレイの指を待ってましたとばかりに飲み込む。
待ちに待った刺激に、口を離したファニーからは吐息が漏れ、潤んだ瞳でレイを見詰め…レイの指に反応し、淫汁が泉のように沸きだし、包皮を切除されたク○トリスは赤く充血し、触って欲しいとばかりに震えていた。

覚悟を決めたとは言え、男達に痴態を晒すのはファニーも泣き出したい程に屈辱的で、顔が発火するように熱くなるのが自分でも解るぐらいに恥ずかしい事である。
そんなファニーの心を嘲笑うかのようにファニーの躯は、強烈な羞恥と屈辱を逆に快感として感じてしまっていたのだ。
そう…
聖騎士達の負担を減らし、自分の躯を静める為の行為のつもりだったが…この時ファニーは、自分の中に眠る狂おしい程の性欲を呼び覚ましてしまったのだ。
まだ、この時点でファニーはそれがパンドラの匣である事に気付きもしていなかったのだ…
呼び起こされた性欲は半ば休眠状態になっていたメルを覚醒させた。
『ファニー?ファニー?どうしたの?僕、目が覚めちゃったよ。精液が足りないよ?』
≪そんな、今摂取したばかりでしょ!?≫
≪ファニーの発情で休眠が解除されちゃったんだ。このままじゃ普通にご飯だけじゃ補えないよ≫
メルの意識に愕然とするファニーの表情にレイが気づく。
「姫様、どうかされましたか?」
「う・ううん、何でもの無いのよ」
自分のために精液を集めてくるようになんてファニーには言える無かった。
それは『犯されて来い』というのと同じであり、言えばレイは言われなくても犯されてしまうのに積極的に自分から犯されに行ってしまうだろう。
(我慢……何とか我慢しないとこのままじゃ色欲のとりこになっちゃう)
体を苛む飢餓感を何とか押さえ込もうとするが、一度火がついた官能の炎はかき消そうに無い。
ほかの事を考えようとするが、頭に思い浮かぶのは白濁した精液の男性器、それも人のものではなく魔物のペニスだ。
思考は次第に乱れていき、火照った体からは痛みが生じだした。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す