エルドラ戦記 16
そして、エルドラはジェラを貫いたまま右に倒れ、2人とも程なくして寝息を立て始める。
なんて人なの・・・・。ジェラさんみたいな強そうな人をあんなにHに屈服させちゃうなんて、もし私がああされたらどうなるの・・・・・。
ブルブルッ! と怖気が走る。同時に、さっき見たエルドラの立派な巨根を思い浮かべると、体の奥から、今まで感じたことの無い疼きが走るのを感じた。
子宮が本能的に牡を欲しているのだが、今のミモナはそれに自分で気づけるほど余裕は無かった。
ミモナの頭の中で、先ほどの光景がぐるぐると渦を巻く。
アナルを犯されるジェラ。H好きな奴隷がご主人様に仕えるかのように従順に、エルドラの巨根を清めるジェラ。そして秘所も貫かれ、最奥でエルドラの子種を受け止めるジェラ。
ミモナの眼前では、その2人が横向きになって寝息を立てている。
注いだ子種を漏らす事は許さないと言わんばかりにエルドラの巨根は硬いままで、ジェラを貫いたまま2人仲良く眠っている。
衝撃と不安で、ミモナは一睡もできないまま朝を迎えた。
ー明朝ー
「う〜ん、昨夜は良く寝れたわ。」
いち早く目を覚ましたのはジェラであった。
「ふわぁ〜おはようジェラさん。今日は機嫌が良さそうだね。」
「これもあれが、あんたのお陰でご無沙汰じゃないからだよ。」
エルドラも起きると、ジェラの機嫌の良さに気づきジェラはエルドラのお陰で性生活が充実しているのを話す。
「お二人とも、おはようございます。」
エルドラとジェラの話を遮る様にミモナは二人に挨拶をする。
「おはようミモナ。」
「おはようミモナ、てっあんた眠そうだね。夜更かしは体に悪いからよしな。」
エルドラとジェラはミモナに挨拶するが、ミモナの眠そうな顔をみてジェラは夜更かしたのを注意する。
「すいません、考え事をしてたので眠れなかったんです。(あなた達が悪いんでしょ!)」
ミモナは自分が寝られなかったのはエルドラとジェラのせいだと言いたかった。
しかし、あえてそれは言わない事にした。
言ってもエルドラとジェラは聞かないし、特にエルドラがこれで根に持って自分を手込めにする気になる機会を起こさせない為である。