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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 12

「僕のお母さんは、病気や怪我の人の治療の手伝いや回復までの世話をする仕事をしてたんだ」
「女の身で、そんな大事なお仕事を」
「だから、体のことで心配があったら聞いてみるといい」
僕がそう言うとレナは腕から手を離す。
「ミユキやお母さんを正式に大臣に任命したら、各地に視察に行くだろ?
だったら、それまでに体力をつけておいた方がいい」
姉妹で周囲のプレッシャーに晒され、先に孕みたいという一心で破瓜にも耐えて
僕に抱かれたのだろう。
フローラもレナも肉体的にも精神的にもまだ余裕が無い。
セックスを楽しんで出来るのはまだファリスだけだ。
姉妹はどうせ激しい運動や労働の経験もないので、ゆっくり休んでもらった方がいい。
ファリスの圧倒的なサイズの乳房はドレスで覆うと動きにくいらしく、
豪華で上品なニプレス的なもので覆ってるだけだし、スカートもかつての宮廷で見られた
膨らんだスカートでなく長いけどざっくりとサイドにスリットが入っていて歩きやすそうだ。
レナは母親の超乳に対して爆乳のレベルなので、ファリスほど動きが制限されないものの
露出度の低いドレスの中で上乳に当たる場所が開いている。
「あの、殿下?」
「レナ、体を大事に」
僕はレナから離れると、宮殿内を巡回する近衛兵の一人を呼び止める。
「殿下…」
「ここの兵士たちは全員女か?」
「はい、門番のゴーレム以外は」
「馬には乗れるか?」
「はい、殿下」
「素晴らしい」
目の前の近衛兵の光沢を放つブレストプレートは、
乳房の丸みやカーブに合わせて打ち出されていて武具の域を超えた美しさだ。
僕の中である仮説が成立した。
この国には乳房が膨らんでいない女性は存在しないのかもしれない。
僕は無難な会話を終えて近衛兵から離れると、回廊を歩きながら考える。
召喚の際も貧乳だとこちら側でまともな女性と見なされずに儀式が失敗した結果、
人体発火のような状態になったのだろう。
男性の場合、もし露茎でないと召喚側が望んだ性的機能と身体的特徴を持ち合わせてないと
判断されて失敗したかもしれない。オナニーを覚えていて命拾いした気分だ。
遠くの方に大きい森と洞窟を見つけた。
「あの大きな森とその奥にある洞窟はなんだ?」
隣にいるレナに聞いた。
「あそこは迷いの森と迷いの洞窟。1度入ったら生きては出てこられない危険な場所で、洞窟と森の中にはすごくエッチな山賊やモンスターがいるとかいないとか。兵士も街の人達も怖がって誰も近づきません。」


「僕はこの国の副王だよ。その膝元で民の不安の種をみすみす放置したまま、
視察に行くとでも?制圧してやるさ。向こうの世界での知恵とこの国の技術で解決するよ」
僕が散歩していた時にわざわざレナが股間の違和感を押してまで言いに来るとはただ事ではない。
これからも三人の嫁の前で頼りになる夫でいようとするなら、ただの色狂いでないと示すためにその権限を使うしかない。
兵や民が未知への脅威に震えるなら、近衛兵が言ってたゴーレムが頼りになりそうだ。
おそらく、僕の世界でのロボットのようなものなので役に立つに違いない。
僕は三人の嫁とミユキを集めて情報収集と作戦会議の場を立ち上げる。

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