PiPi's World 投稿小説

更紗百人斬り!
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 7
 9
の最後へ

更紗百人斬り! 9

 
「よっと」

「ひゃんっ!」

 真人は一旦当てがう訳でもなく、一発で反り返りを挿入してきた。反り返って挿れにくいにも拘わらず、真人は巧みな腰使いで一気に根元までねじ込んでくるのだ。
 突然の強烈な刺激に、私は堪らず甲高い声を上げてしまう。しまった、と思ったが時既に遅く、私は真人にペースを奪われてしまった。
 私は後ろから真人の反り返りで肉壁を引っ掻き回される。真人の反り返りは性感帯の集約したポイントを激しく擦り上げてくる。

「ふぁっ! あっ! あんっ! あぁん!」

「あー、締まるっ! すげっ」
 
 私はもう腕に力が入らず、机に突っ伏し快感に喘ぐ。おっぱいが机に押し付けられ、潰れたように形を変えている。
 私は押し寄せる快感の波に流されまいと、必死に理性を繋ぐ。しかし真人の反り返りが与える刺激は私の理性を浸食し、食い尽くさんばかりに襲い来る。

「あっ! ぅうん! んー!」

「やっぱ最高だぜ更紗〜」

 私は声を殺すように歯を食いしばる。絶対、絶対負けない。
 私は肉壁を収縮させ、反り返りへ細かな刺激を与えていく。締め付け、絡みつき、その刺激はさらに激しさを増す。

「くっ……おっ……」
 
 真人の呻き声。一瞬止まった腰の動き、私はそれを見逃さなかった。
 私は腕に力を込め、真人からタイミングを外して腰を振り始めた。柔らかな肉壁を不規則に収縮させ、しかしリズミカルに腰を振り、反り返りを翻弄する。
 ペースを取り戻した私は、打ち付けてくる真人の腰の動きに、自らの腰の動きも同調させていく。
 肌のぶつかり合う音。私のお尻も散々打ち付けられて真っ赤になってるんだろうな。そんな事を思いながら、私は腰と肉壁の動きを複雑に、より激しくしていく。
 真人も負けじと激しく腰を振ってきた、その時。
 人の気配。誰かが部室に入ってくる。
 私がマズいと思うより早く、真人は私と繋がったまま私を担ぎ上げ、近くにあったロッカーの中に飛び込むように隠れた。
 私は真人の力強く俊敏な動作に驚きながら、狭いロッカーの中で息を潜める。口は真人の両手で塞がれている。
 当然、繋がったまま。私は真人の反り返りだけで支えられているのだ。両足もほとんど地についていない。
 すると、部室にバスケ部員らしいユニフォーム姿の男子生徒が入ってきた。何かを探しているようで、忘れ物でも取りに来たのかと窺えた。
 ロッカーの僅かな隙間から覗く、その光景。男子生徒がこちらを見る度、見つからないかと鼓動が高鳴る。
 そんな状況の中、真人は私の口を塞いだまま、腰を突き上げてきた。完全に油断していた私はイきかけてしまうが、何とか声を出さずに耐える。
 足を踏ん張れない私は、真人の思うままに突き上げられてしまう。
 苦しい呼吸、見つかるという恐怖、突き上げてくる快感。それら全てが与える快感に、私は理性を失っていく。

「んふっ……ふっ……ふぅっ……」

 塞がれた私の口から漏れる悦声。堪らない快感に私の身体は震える。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す