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陣陽学園〜Fight School〜
官能リレー小説 - 学園物

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陣陽学園〜Fight School〜 73

紀子は反応したが、他の妊婦達はお構いなし。

腐女子妊婦は膣内に放出されると身体をどかせ、待ちきれずに自分の息子の竿を舐めていたラテン娘妊婦と交代する。

締りは皆と同じく緩い方だが、独特の腰の振りで身体を跳ねる。

これはこれで気持ちいい。

「お取り込み中だが、八霧出流・・・ご指名の客だ」

妊婦達からちょっとしたブーイングをひと睨みと、それ以上の威力の閃光で封じたオデ子ちゃん。

紀子が依頼書を受け取り、顔面から退いて出流に渡す。

見た瞬間、出流の口から『うへぇ・・・』と嫌そうな声が漏れた。

ちょっと苦手と言うか嫌な客だ。

出流を気に入り、女体化を進めようとするタイプの客だから、復帰を目指す出流にとって障害とも言える相手だ。

ただでさえ最近『女っていいな』とかなり思うようになっただけに、あんまり嬉しい相手じゃないが拒否権はない。

「こっちは貴様らの分だ雌豚共、遊郭で妊婦プレイのヘルプ、自信があるなら後日面接に行ってみろ。」

イヤ顔の出流に続いて水島は妊婦達にも求人を配る。

「や〜んオデ子ちゃん優しぃ〜ん?」

「ハラショー!オデーコ!」

滅多にファーストネームを名乗らず、日輪が如し輝きからオデ子と呼ばれる水島。

「ふん。」

その面構えも厳しく眩しくツンツ〜ンに加えてビジネスライク。

貧乳幼女(風)のニーズが減った今では、職にあぶれた劣等科の生徒達に正規の遊郭から相応の仕事を持ち込む女衒(ぜげん)として食っている。

「貴様はどうする八霧出流、ハイかYESか肯定の三択だ。」

「とりあえずオデ子ちゃんがいぢめるって若本さんに言い付ける。」

出流が武留亜の名を出した途端、水島のオデコが赤信号に変わった。

オデ子ちゃんは長い黒髪をハゲしくかきむしりながら呂律も回らぬ舌で喚き散らす。

「ふみょうう?あんにゃ野郎知るかぁ若本ぅお!私の人生に土足で踏み込んでぇ!白馬の王子様にでもなったつもりか?あのロクデナシぃい!」

無論からかっただけで断る気はない、出流は体育会系妊婦の筋肉質な尻をバックで責めつつ、紀子からボールペンを借りて書類にサイン。

相手は(元)大物女優、第一線を退いてからはトーク番組でフェミニストとして女性の自立と社会進出を説く人物だ。

が、ゲストに呼ばれた若い女性自衛官からの『では貴女も私達と同じく野糞が出来ますね?』という、ブッちゃけ過ぎた質問にグダって以来落ち目。

変態プレイ以前オバサンの愚痴を延々聞かされる羽目になるのだ。

それでも出流にとってはお得意様の一人、無下には出来ない。

世間体と無茶ぶりのメリハリを見誤った業界人は扱い難い…などと出流は考えながら外出時間やプレイ延長などの項目をチェック。

今夜アキを軽く『いぢめて』やる時間は作れそうだ。

「…あうー…はわわ…いいか八霧出流…奴の名を出した所で貴様の待遇は変わらんのだから覚悟しておけ?」

幾らか落ち着きを取り戻した水島が出流から書類を受け取る。

「んじゃ今度若本さんに会ったらオデ子ちゃんマジ天使って伝えとくよ。」

「むふひゅひゅ…アイツはだな…大人になれない汚れた身体の私を買うなり『小さくて可愛らしい君が素敵』だなどと…寝物語の甘い囁きで…はぅあ…。」

水島は何かもう勝手に(遊び人)若本武留亜とのノロケ話を語り始める。

兎に角、彼女をこれ以上からかうと仕事に障りそうなので出流も自重することにした。

堪り兼ねた水島が紺ブルマと白パンを捲りスカートの中をまさぐる。

淡い恥毛、外見上『だけ』は小中学生程度に整形された薄桃色の女陰。

「…若本ぉ…初潮まだらからぁ…ナカに来てぇ……お…お…お…おにいちゃあああん?」

肉体改造の無理がたたり実際に初潮を迎えていない水島もまた、妊婦達と同じく敗北を重ね学園のモルモットとされた一人だ。

そこへ影の如く現れた警備員達が先程のモヒカンを拘束し全裸に剥いて武装解除。

手製ボウガンの他、靴下ブラックジャックや牡蠣割りナイフを押収し救急車で搬送。

彼に男性器を失った状態での才覚がない限りモルモットとして使い倒された挙句、未成年の銃刀法違反等で裁かれるだろう。

この学園とテスト都市でのみ認められた性と暴力、それに翻弄された者はそうなる。

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