PiPi's World 投稿小説

消えた人間たち
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 6
 8
の最後へ

消えた人間たち 8

僕は四つん這いされて竿に血圧計のカフみたいなのを巻かれて手動で空気を送り込まれて締め付けられる。
「なんか家畜みたいだな」
「人類存続のためよ」
病院と違ってナースだけじゃないから、出せば終わりというどこか気楽な空気がない。
「次は前立腺の刺激です」
「えっ、なに…」
やっとローションかジェルを使ったと思えば、おしりに対してだ。指ほどゴツゴツしてないけど、独特の形で侵入してくる。
「ちゃんと入りましたよ、こうするとてこの原理でタイトに…」
「ああああっ…ん、んっ…」
器具が入ってきた時よりずっと地味な動きなのに、体の中から性器の裏側を押されているような感じで、今までない感覚が襲ってくる。
 「うぅぅ…あぁぁ…出そうです…」
 黙って出さないくらいに協力する気持ちはあった。
 千里はすかさずフラスコを近づけた。
 「うあぁぁあ…」

 フラスコの口がソコに接して安心したのか、僕はその中に一気に求められたものを発射した。

 「うん…やはり結構この方法は大量にとれるようですね」
 千里は満足げにその白い液体を見つめた。

 僕は、しばらくそのままの格好でいた。
 以前の世界と違って、ここを開発されたからといって、男のモノを受け入れることになるのではないか…とか心配はしなくて済むのだが…それでも僕はなかなか、この現実を受け入れることができないでいた。

 その時、何人かの声とともに、ガラリと扉が開いた。
「恭介…え、どうしたの?」


 そこには、美咲をはじめ、クラスメートなど5人の女子、そしてデッキブラシを手にした先生の一人が、すっかり風呂に入る格好になって立っていた。

「美咲たちこそ、どうして?」
「『一緒に入っても問題ない』って決まったんだよね。私たち、みんな、リストの『直接希望』に申請してる。だから、裸見てもらっても全然かまわない。一緒に入ろう、って、来たんだけど…」
「そうなんです。川村先生。『一緒に入るだけです』と言われると、こちらとしても止める理由がなく…一応警備の補強として一緒にここに来たんです…」
 来た先生はそう補足した。

「それで、恭介、それ、何されたの?」

「病院より手荒な採精だったよ」
美咲は一緒に病院に行ったので少しは事情を知っているだろう。去っていく千里を見てその巨乳ぶりに二度見する女子もいた。
「いくら種付けの候補でも、マッパの時に触りに来るのはなしだ」
純は警備らしく動いた。僕と候補たちの距離の真ん中に割って入る。川村先生は僕の隣に立ってる。
「でも、同級生ですよ」
「だったら、面通しの時と同じだ。一人が抜けがけすることないよう、全員で体をこの子に見せるんだ」
各自が妊娠したいと願うのは、別に僕と結婚したいからではない。セックスへの興味どころか、次世代の母となることで良い待遇や特権的地位を狙っている野心家もいるはずだ。
全員がフェアなやり方で来るとは限らないので、こういう時はギャル警官もいれば役に立つ。
純が命令した通り、全員が横一列に並ぶ。美咲の裸体は初めてじゃないけど、残りは初めてだ。
「まあ、乳牛の候補もいれば種付けの候補もいる。実はこの中に、お手つきがいたりしてな」
純は僕と美咲の間に肉体関係があったと思ってるかもしれない。候補の胸の内まではわからないけど、それぞれ性格を反映させたような立ち方をしている。
「ほら、自分のことなんだから…書類でチェックできない所も…ほら、声かけてあげて」
先生は自分の生徒なのもあって、上品にそのボディを品定めするように言った。
「君、センターだね」
美咲にあれこれ言うと贔屓に見えるので、特に目立っている一人を選ぶ。
「太田あざみ、バスト106センチ」
真ん中に堂々と立っている彼女はぽっちゃりしてるだけあって、出るところは出ている。地味めでポニーテールだけど前髪をかなり上で切りそろえていて、それが熟女顔負けの重そうな胸と同じくらいインパクトが有る。
「平川夏美、経験は割とあるよ。テクもそれなりに」

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す