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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 68

そのころ刹那は姿を戻し傷を癒していた…「ククッ…なかなか楽しませてくれるねぇ、立花理人も…裏鈴木の誠一に、陸童刀機…そして革命派のカリスマになりつつある才英…今回の仕事はなかなか楽しめそうじゃねえか…カカカカカ」スクッと立ち上がると刹那の切り傷はすでに消えていた…
「ってな事があったんですが…」
場所は風紀委員のホームとも言える第四会議室である。才英は理人達と別れ、甲良と話し合っていた。
「マズいなそりゃ…」
「マズいですよねそりゃ…」
何がマズいかってと、このクーデターは生徒会大多数の鎮圧戦だからである。
ということは、革命軍の取るべき戦略はもちろん奇襲である。
しかしこれは、相手が革命軍の存在に気づいていない時にこそ最大の効果を発する。
しかし既に革命軍の存在は知られている。それもリーダーが特定できるほどに。
これでは生徒会は警戒するに決まっている。以前行われた『刀狩り』よりも厳しい取り締まりが行われる可能性もある。
風紀委員でも、以前は風紀委員も、学園貸与品の89式小銃等、大量に配備していたのだが、何かと理由をつけられ回収となってしまった。かといって丸腰で風紀の維持は難しい。そのため予算を割いて悠里から武器を購入しているのだ。
…ある一室にその者らは集まっていた…「刹那は動き過ぎではないか?現状では立花理人や陸童刀機には勝てまい?」「そうだな…もっと進化させる必要があるだろう…」「これ以上暴れさせれば公主も黙っていないでしょう?」「とにかく奴はまだ使い道がある…」「もっと多くの者を喰ってもらわねばならぬしな…」

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