更紗百人斬り! 5
倉田君は私の制服のスカートを捲り上げ、パンツに手を掛けてくる。脱がされようとしたその時、ちょっとした考えが浮かんだ。
「あ、ちょっと待って」
急に待ったを掛けられ、倉田君は困惑した表情を浮かべる。倉田君の分身は、お預けをされている犬のように切なげに先走りを垂らしている。
私はパンツを少し横にずらし、シロップを溢れさせる密壷の入口を倉田君に見せつける。
倉田君が生唾を飲み込んだ様子が、よくわかった。
私はウインクしながら、艶やかな笑顔を作り、小さく舌を出した。
「着たまま、しよ?」
私の合図と同時に、倉田君は分身を密壷の入口に押し当てる。そして一気に挿入せんとばかり倉田君は腰を突き出すが、勢い余った分身は私の密壷の上を滑ってしまう。
やっぱり初めてだったんだと私はひとりごちながら、倉田君の分身に掌を当てがう。そのまま密壷の入口へ誘導し、分身の頭を少しだけねじ込ませる。
「ゆっくり、ね」
私が子供に言い聞かせるように笑い掛けると、倉田君は頷きながらゆっくりと腰を前へ進める。
淫靡な音と共に、倉田君の逞しい分身が私の肉壁を押し広げていく。全身を痺れるような快感が襲う。
やがて挿入しきったか、私と倉田君の肌が触れ合う。
倉田君は未だかつてない快感に耐えるのに必死になってるみたいだけど、余裕のない表情の中に充実感みたいなものも伺える。
私は柔らかな肉壁を収縮させ、倉田君の分身を刺激する。その度、倉田君は呻き声を上げる。何だか可愛くなり、私はさらに刺激を与えるべく腰を振り始めた。
「うっ、わっ! あっ!」
倉田君は分身から伝わる強烈な快感に、女の子みたいに喘ぐ。
分身の先っぽ、根元を締め上げ、擦り上げる。リズミカルに、スピーディに、そしてセクシーに。
ほどなくして、倉田君の分身が大きく震えた。どうやら限界が近いみたいで。
もっとも、挿入しただけでイっちゃった男子もいたし、初めてでこれだけ保つんだから、やっぱり倉田君は見所がある。
と言いつつ、倉田君の太い分身は、私にも強烈な快感を与えてくる。先っぽでヒダを引っ掻かれると、弾けるみたいに頭が真っ白になる。
男と女の悦びに、私と倉田君は盛大に喘いだ。
「あはぁっ! んぅ! あっあっあっ! 倉田くぅん! あくぅ!」
「はぁ、はぁ、はぁっ! 柏木さんっ! ボクっ……もう……」
倉田君は倒れ込むように私のおっぱいに顔を埋め、むしゃぶりついて来た。吸いつく唇、舐め回す舌の感触に、私は天にも昇りつめるかのような快感を覚える。
私は倉田君の頭を抱き締め、一層強く分身を締め付けた。私も危ない。勝負を掛けなきゃ。
「また締まっ……もう……!」
倉田君は限界を訴え、腰を打ちつけてきた。あまりの激しさに、私の余裕もなくなりかけてくる。
「あんっ、いいっ! 倉田君のいい〜! はぁん! あぁあ!」
「うあぁ! 柏木さん! 出ちゃう!」