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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 38

「何ですか、そのゲームとは?」

明日香は浩二に聞き返す。
勿論ほかの四人も同じ気持ちである。

「何、これから皆が俺に対して気持ち良くさせれば良いんだ!簡単な事だろう!
もし俺が身も心ももの凄く気持ち良くなったら好きな日にたっぷり中出ししてやる!」

浩二の提案に奴隷達五人は俄然盛り上がる。
何と言っても好きな日に中出し、つまり確実に妊娠出来る事なのだ。
奴隷達の目つきも変わるのも当たり前だろう。

だが、そこには浩二の狡賢くも完璧な計算が隠れていた事を奴隷達は知るよしもなかった。
 
“…もの凄く気持ち良く…”

そう、この“もの凄く”の所が曲者なのだ。
それを決めるのは浩二自身!
つまり浩二の主観で全て決まるのだ。
普段から奴隷達のあらゆる奉仕や性行為を受けている浩二にとって“気持ち良く”なる事があっても奴隷達のプレイに馴れている為“もの凄く気持ち良く”なる事は考えられないのだ。
そして仮に“もの凄く気持ち良く”なったとしても判断の決定権は浩二にあるのでどうにでもなるのだ。
だが同時に奴隷達を100%騙すような事も浩二は考えていない。
 
“もし奴隷達の新たな面を俺に見せ付けてくれたのなら考えもなくはない…”

浩二はこのようにも考えていた。
浩二は何時も決して奴隷達に悪い騙しは決してしない。
奴隷達を騙す事があっても必ずお互いが良い方向になる騙ししかしない。
それが浩二の調教術の一つであり、そして浩二なりの愛情表現でもあった。

そんな浩二の気持ちを知るよしも無い奴隷達…
湊や葵・睦は勿論の事、ベテラン奴隷の明日香や茜さえも我を忘れて浩二を見詰めていた。

“御主人様の子を孕めるかも…”

と願い抱きながら…
そんなとろけた表情を浮かべる奴隷たちに満足しながら浩二はゲームについて説明を始めた。

「楽しませる方法はおまえたちに任す。
 1人ずつでも全員でもOKだ。
 もちろん、何回かかってきてもかまわないぞ?」

つまりチャンスは無限にあるというわけだ。
あらゆる奉仕をしてきた明日香たちにとってこの申し出はありがたい。

「ゲームはオレが寮に帰ってから学校に出るまで。
 ただし!遅刻・欠席になったら俺が満足しても失格だからな!」
当然だと言わんばかりに、5人の奴隷がうなづく。
自分たちは浩二の所有物。主人である浩二の健康を損ねたり、恥をかかせるなどあってはならないことだからだ。

「それとオレを満足させられなかった場合は・・・そうだな、琴を妊娠させるってのはどうだ?」
「「なっ・・・!?」」

その言葉に専用奴隷の5人の顔色が変わる。
奴隷のイロハもわからない女が、ご主人様の子を?
それは屈辱以外の何者でもなかった。
そしてそれを受け入れられない専用奴隷がもう1人。

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