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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 190

「勘違いするなよ主姫…俺はこの娘を、誠一や誠二のようにはしたくないだけだ…造り者の俺には血の繋がりの大切さなどは解らんが、奴らのような関係を見ているとウンザリする…この娘は彼らのようになってほしくはないんだ…」
「血族の繋がり…血の力そして古の誓い…確かにわたくしやあなたには無縁のものね…」
その刀機にしがみ付く真奈美の身体に描かれた地図が消えていく。
真奈美は何かを求めるように刀機を見上げ、理解した刀機は優しげな目で真奈美を見返す。
刀機は静かに真奈美を持ち上げ、胡座をかく己の上に座らせた。俗に言う背面座位の形である。
「くはあ・・・」
快感に甘い声を上げる真奈美。その時、刀機には強烈な締め付けによる快感と共に、とあるイメージが頭に浮かんだのである。
「真奈美・・・真奈美は、俺が好きか?」
真奈美の年不相応に豊かな乳房に手を這わせながら、刀機は唐突に聞く。

「はいっ!・・・真奈美、刀機様が・・・大好きぃ〜!・・・」
快楽に声を震わせながら真奈美はしっかりと言った。
その言葉に刀機は頷き、真奈美の乳房を抱えるように突き上げ始めた。
「あっ!、あっ!、あっ!・・・ああぁっ〜!・・・」
刀機の上で身体を弾ます真奈美。刀機は下から突き上げ、己の欲望を真奈美の膣内で爆発させる。
その瞬間・・・
2人は光に包まれ・・・その光が収まると、真っ赤な鎧武者が立っていたのだ。
鹿の角の飾りを兜に付け、全身赤を基調にした戦国時代の鎧を真奈美が着ていた。

「なるほどな・・・」
手足の動きを確認するように動かす真奈美だが、口調は刀機そのものであった。
「刀機なの?・・・」
「ああ・・・こうやって能力を融合させると、俺が真奈美の身体を操れるようだ・・・力も増大しているようだ」
真奈美(刀機)が手に刀を具現化させる。蒼い光を放つ刀は、刀機本人が具現化させるより数倍の力を感じさせる物だった。
「凄いですわね・・・早速、力を試してみたい所よね」
さっきまで一人蚊帳の外で憮然としていた主姫も、それを見て表情を変えた。

「どうやら・・・すぐに試せそうだな・・・」
ニヤリと笑う真奈美(刀機)・・・子供らしくあどけない可愛らしい顔が、精悍で不敵な表情を見せる。
先ほどの面をつけた鎧武者が続々と現れるが、今度は弓やら槍やらをもっている者もいる。
「ここは任せて貰おうか・・・」
そう言って一気に鎧武者まで距離を詰める真奈美(刀機)・・・その動きだけでも刀機の身体能力を遙かに凌駕していた。
距離を詰め、無造作に刀を振るう。残像しか残らない強烈な斬撃は、真空波を発し2体を同時に両断する。

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