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香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園 150

「勝った方が才英と純なおつき合いができるのっ。もちろん私の公認でねっ。」
一回転してパンチラを皆にサービスする桃英に才英は頭を抱えた。
「あのねぇ…桃ちゃん…」
才英が言いかけた時
「どんな勝負(よ)(か)!?」
同時に二人の少女が声を発した。
「え?」
またも呆気に取られた才英の両脇には瞳をぎらつかせた少女二人。眞澄と悠理だ。
二人もお互いの才英に対する気持ちは分かっていたため、今までは大きな衝突はなかった。だが母の登場と、その母からの提案で、才英を独占したい気持ちの方が上をいったのだ。
そんな二人の様子に桃英は考えるフリをしながら一瞬だけ皆に知られぬよう口の端をあげた…。
「そうね…才英以外の男の子とエッチしてオとした人数で勝敗を決めましょっ!期限は明日の朝までっ!」
桃英はそういうと、悠理と眞澄を急かすように部屋から追い出してしまった。
そして残された部屋には桃英と才英…。
「うふっ…二人っきりね…才英」
桃英の怪しい視線に後ずさる才英を逃がさないとばかりにすり寄り、耳元に息を吹きかける。
「ホントはこのまましちゃいたいけど、その前に才英には会ってほしい人がい・る・の」
「え?」
桃英から逃げたい才英には、その話をおとなしく聞くしか選択肢はなかった。
「私ね〜、才英にはふさわしい女の子を用意してたの」
才英の背筋に冷たい汗が走る。
「私の顔を潰さない為にも会ってくれるよねっ」
才英に桃英はニッコリ微笑んだ。

ほどなくして才英と桃英は学園内のある場所に来ていた。どことなく硝煙と鉄臭い匂いがする。
「桃ちゃん…やっぱり僕は…こんな事…」
「平気よ〜ちょっとエッチすればいいだけだからっ」
ギョッとする才英の背を桃英は押した。
「ちょっとで済むかは分からないけど…ね」
…一歩踏み出しただけで鋼と火薬、精液の匂いが強くなっていくような…。
「あら…珍しいお客様よ茜ちゃん?」
「珍しいお客様ですわねお姉様?」
人間椅子、人間テーブルで、優雅な午後のひとときを過ごす今泉姉妹だった。賞金目当てで今泉姉妹に挑んだ連中の哀れな姿がそこにあった。
「それに英桃お姉様も・・・」
うっとりとした表情で頬を染める2人を見て才英は悟った。
(桃ちゃん・・・この2人とエッチしたんだ・・・)しかも、今泉姉妹が犯したのではなくて、英桃が精が出なくなるまで絞り尽くしたのだろう。
2人と英桃の間には完全な上下関係が出来ていて、2人は英桃を思慕の表情で見ていたのだ。
才英は痛くて割れてしまいそうな頭を振り、得意げな英桃を見る。
「才英がどっちかの子とくっ付いてくれれば、あたしも楽しめて一件落着な訳・・・彼女達、男も女も凄くいいわよ」

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