陸上部で唯一の男 7
由紀子が恥ずかしがっていると、
明美「由紀子ったら、もう少し素直になりなさいよ。隼太君だって薄々と感づいているみたいだし。」
由紀子「ちょっと明美。」
隼太「副部長らしくないですよ。副部長、いえ由紀子さんの事が好きです。」
由紀子「は、隼太、私に惚れるとは良い覚悟だな。だけど浮気したら承知しないからな。」
軽く拳を突き出していくと、
明美「乱暴は良くないわよ。」
隼太「でも普段通りの副部長に戻ってくれて良かったです。」
明美や由紀子達が卒業し、隼太は陸上部の「唯一の」の男という立場から脱却した。
新入部員の中に男子が数名いるからであるが、
治「互いに性欲処理担当から部長に昇格出来て良かったな。」
隼太「実は俺以外の男子が全員退部しそうなんだよ。」
治「まさか・・・」
男子のほぼ全員が隼太のように女子の性欲処理のため入部させられたのであり、
隼太「しかも運動が苦手なのも多いし、本当は頼りたくは無かったけど・・・」
治「でも希少なキノコだから用意するにも限度があるぞ。」
隼太「そ、そうか。」
数日が経って、
「治からだな・・・8本もあればどうにかなるだろう。」
次の日、隼太がキノコが入った箱を持って部室へやって来ると、
「1、2、3、4。男子で残っているのはこれだけか。」
「は、はい。」
キノコを2本ずつ手渡すと、
「こ、これは・・・」
「形は変だが、味とかが大丈夫だから。」
2、3ヶ月が経って普段のように隼太が部室へやって来て着替えようとしていると、
「お前が部長・・・まあ去年はお前しか入部してなかったからな。」
「指導のために卒業生がやって来るって聞いていたけど、由紀子さんだったとは。」
由紀子は隼太の下着に手を入れて、
「また大きくなったな。あれからずっとキノコ食ってない筈だろう?」
すると女子達がやって来て、
「部長の気持ち良いとかが手に取るように分かるんですね。」