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水泳部は俺のハーレム
官能リレー小説 - スポーツ

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水泳部は俺のハーレム 5

学校の屋上で雨宮さんとのセックスに興じたせいで、午後の授業に遅刻してしまった。
念のため用心して、雨宮さんから少し遅れてクラスに入ったおかげで、周囲に二人の関係を疑う人間はいなかった。
もっとも雨宮さんとの関係は、いずれ周囲に知られる事になるだろう。
(う〜ん・・・クラスのアイドルである雨宮花蓮を恋人兼奴隷にしたなんてことがクラスの男どもにバレタラ俺イジメ殺されるかもな・・・)
特に恋人はともかくもう一つの方がバレタラ一巻の終わりだ。社会的に抹殺されるどころか、確実に殺されるだろう。というかモテない男にとって、恋人がいる男はそれだけで万死に値するのだ。
(フ・・・悲しい事だ・・・)
などと、つい先日までモテ男は爆発しろと思っていたというのに、恋人が出来た途端周りのクラスメイトを見下す俺だった。
とわいえ恋人が出来たからといって、突然俺の生活が変わる分けでは無い。
授業を終えると俺は、何時ものように水泳部の部活の為に、プールへと向かった。
この靖康医大学付属高校(せいこうい だいがく ふぞくこうこう)は本来名門のお坊ちゃま、お嬢様が通う高校の為。クラブ活動その他の設備が充実しており、プールも夏に泳ぐための屋外プールと冬に使う室内プールの二つのプールが存在している。
俺は幸いスポーツ特待生だから入学できたが、もしそうでなかったら、普通の中流家庭出身の俺は、入る事も出来なかっただろう。
プールに行く途中俺は音楽室の前で同じ水泳部の井下沙弓に呼び止められた。
普段はこの時間は音楽室は誰もいないことを知っているので、井下を音楽室に連れこんで中に誰もいないことを確認して鍵を閉めた。
井下「青井君、あたしと付き合って欲しいの。」
俺は突然の井下の言葉に心の底から驚いた。
(な!なんだ?如何なっているんだ?雨宮さんだけじゃ無く井下さんまで・・・ひょっとしてこれがモテ期って奴か?)
後から思うと自分でもどうかと思うくらい俺は鈍かった。ようするに惚れ薬なんて物を本気で信じるには、俺の頭は固すぎたって事だろう。
「ご・・・ごめん!!井下さん・・・俺実は雨宮さんともう付き合ってるんだ・・・」
「え・・!!」
俺の言葉に井下さんは、心の底から悲しそうな顔をする。涙さえ浮かべる彼女の表情に俺の心は罪悪感に駆られた。

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