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水泳部は俺のハーレム
官能リレー小説 - スポーツ

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水泳部は俺のハーレム 1

灼熱の光が地上を照らし、セミたちはその短い生を精一杯生きようと声を上げる夏休み。
多くの学生にっとて夏休みは、学校の勉強という拷問から解放される自由な時間であり、わざわざ学校に行こうとする学生は少数派だ。
俺はそんな少数派の生徒の一人だ。もっとも俺自身その事に不満は無い。
何故なら俺が学校に行くのは勉強という拷問を受けるためではなく。学校のプールで可愛い女の子たちに囲まれながら冷たい水の中で泳ぐためなのだから。
自己紹介が遅れた俺の名は青井海人(あおい かいと)。この靖康医大学付属高校(せいこうい だいがく ふぞくこうこう)水泳部のエース・スイマーだ。
俺は子供のころからスイミング・スクールに通っており、この学園にも水泳の特待生として入学した。昨年のインターハイにも一年でありながら全国大会出場を果たしている。
しかし、俺が水泳を続けているのは、別に泳ぐのが好きだからというだけじゃじゃない。(いや泳ぐのは好きだが)

俺は何を隠そう水着フェチで特にスク水や競泳水着が大好きなのだ!(念のために言うと水着を着た女の子という意味だよ)
特にこの学園の水泳部は美女が揃っており、俺にとって部活の時間は天国なのだ。
しかし、俺も健康な思春期の男子である。正直に言うと近ごろ見ているだけでは物足りなくなってきたのだ。(そろそろ童貞を捨てたい)
そんな事を想いながら俺はそろそ涼んできた夕暮れの中を寮へと歩いて行く。
「よォー海人久しぶりだな!今帰りか?」
俺は突然声をかけられ振り返る。
「あ!羽佐間先輩!」
するとそこに居たのは去年卒業した羽佐間 黒男(はざま くろお)先輩だった。
「ちいーす!先輩も今お帰りッすか?」
「ああ、研究が一段落ついたからな、どうだ海人おごってやるから今から飲みに行かないか?」
俺は何故かこの先輩に気に入られている為よく飲みに連れて行かれるのだ。
(念のために言っときますが未成年の飲酒は法律で禁じられています。真似しないように)
「ハア・・・そうしたいのは山々ですが、門限あるんで」
「バアーカ!そんなもんまた俺ん家に泊まればいいだろ!」
羽佐間先輩は大病院のお坊ちゃんで、学校のすぐ近くのマンションに一人暮らししているのだ。
「ハア、そおっすねじゃあご馳走になります」
俺はこれ以上誘いを断るのも失礼だろうと思い素直に誘いに乗ることにした。
若い男で飲みに行けば、女の話になるのが当たり前だろう。
「まったく!先輩はホント女の子がヨリドリミドリで羨ましいですよ!」
なにせこの先輩、大病院のお坊ちゃんで、その上容姿端麗、頭脳明晰、なんでも中学時代ノーベル賞級の発見をして高校時代から大学の研究室に通っていたという男なのだ。
当然女にもモテモテで何時も何人もの美女をハベラしている。
「なんだ・・・お前もしかして未だ童貞なのか?」
「そうです・・・」
「お前な・・・アレだけ美女たちに囲まれてなんで手を出さないんだ?」
「そりゃ俺も先輩みたいなら積極的にアタックできますけど・・・」
比べると落ち込むだけだと分かっているが、つい比べてしまう。
「仕方ないな・・・可愛い後輩の為だ!俺がひと肌脱いでやろう!」
そう言うと先輩は錠剤を取り出した。
「なんですこの薬?」
俺がそう尋ねると先輩は人の悪そうに笑った。
「聞いて驚け!これこそがこの世界に住む全ての男性の夢!惚れ薬だ!」


「惚れ薬〜?」
聞くだけで胡散臭い薬だ。
「そう!この薬を飲ませると女はお前が好きで好きでたまらなくなるのだ!」
カラカワレテいるのだろうか?先輩は薬を俺に押し付ける。
「ああそうそう使ったら毎回俺に報告しろよ。サンプル取りたいから」
「先輩・・・初めからその積りで誘いましたね?」
「可愛い後輩の為を想ってだよ・・・まっ使うかどうかはお前に任せるよ。とりあえず今は飲め」
そう言うと先輩は俺のジョッキにビールをイッパイになるまで注いだ。

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