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BLUE☆EYES
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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BLUE☆EYES 37

それは何を意味するのかは、男だった僕にはよくわかる。

そう、射精の合図だ。

「はぁはぁ、薫ちゃん、そろそろいくわね。ああああ!!」

「か、和美さ…んっ! あ、あっ……あああああああああぁぁぁ−−−ッ!!」

灼熱の濁流が子宮に流れこんでくる感覚に、僕は体を弓なりに仰け反らせて絶叫した。

僕の子宮が和美さんの精で満たされていく。

圧倒的な快感に、満たされながら、僕は意識を手放していった…

***


…どれくらい時間が経ったのだろうか。


そうだわ。わたしは妹の凛と一緒に映画を観に行こうとして…途中ではぐれたんだ。

そして男の人達に襲われそうになって…

凛はどうしているのかな?

もしかして、ひとりぼっちでわたしを探しているのかな…

きっと怒っているよね。

ごめんね。お姉ちゃんは、綺麗な女の人に襲われて大人のオンナになったの。

お姉ちゃんが、今まで大切にしてきた処女と乳房をその女の人に捧げたの。

でもね。とっても気持ちよかったわ。
あの人の大きくて逞しいアレが私を貫いた感覚、おっぱいを揉む厭らしい手の動き。

ああん、あは…思い出すたびにアソコが濡れちゃうよ



…って、違うぅぅううううう!

僕は男だ!お兄ちゃんだ!エッチじゃなぁああああい!


そう叫ぼうとした時だった。


ん…ちゅぷ。…んん…


なんだろ。生温かい感触。それに甘くて…気持ちいい…


『あむ…んん…んふ…ちゅぷ…んん…』


口膣が蹂躙される感覚。生温かく甘い物体が意思を持って僕の舌に
絡んでいく。時折、自ら唾液を呑み込む音。
なんだか気持ちがふわふわする。

「はぁ…んん…うふ…んん…ちゅぷ…ちゅるっ、ちゅるるっ、んく、んん…」

呼吸を荒くしながらゆっくりと目を開ける。

「んん…んんんーーんふう?」

ハラリと落ちる鮮やかな桃色の髪の毛。
僕の目の前にいるのは…瞼を閉じた女の人の顔。
睫毛が長く小さめの顔は、傍から見ても妖艶な雰囲気を醸し出している。

その女性は、僕の頬に手を充て、夢中で吸いついていた。
時折、興奮した息使いが聞こえるのは気のせいかな?

つ、つまり、僕、キ、キスされているの?

唇を塞がれて驚く僕に構う事なく、目の前の女性は長い舌を絡ませ、自らの唾液を送り込んでくる。
ゴクリと飲み込むたびに、甘い疼きと興奮でしだいに自ら舌を絡めていく
彼女の舌は口腔を嬲り、頬の裏を、舌の根元を、上顎の裏をねっとりと攻め立てる。

攻め立てられるたびに、今まで感じたことのない甘い痺れが時折全身を走り、自然と体を浮かせた。

「ちゅる、んむ、ぷはっ…」
 
それから、どれだけの間、口付けを交わしていただろうか。

不意に彼女が口から舌を抜き、ゆっくりと唇を離していく。

涎のアーチが名残惜しそうに二人を繋ぎ止めた後、ぷつりと消えた。

「んーうふ。うふふふ」

舌舐めづりしながらにっこりと微笑む美しい女性。

くりっとした瞳は赤く、鼻筋が通った美しい顔。

腰まで届く桃色のロングヘアに、たわわに実った大きな果実。

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